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大脱走 (小学館文庫 あ 19-8)

エキナカ書店大賞

大脱走 (小学館文庫 あ 19-8)

荒木源

ブラック企業の営業現場で何とか踏みとどまる片桐いずみの前に、常識外れにマイペースな新人が現れる。理不尽な職場の空気を揺さぶる彼の存在を通じて、働くことから逃げること、逃げずに変えることの境目を描く。

ブラック企業労働逃走職場コメディ

作品情報

やる気のない新人が、閉塞した職場の空気を思わぬ方向へ押し流す。

小学館文庫版。住宅リフォーム会社を舞台に、理不尽な上司、疲弊する営業、予測不能の新人がぶつかるお仕事小説。職場からの「脱走」を笑いと皮肉で描きながら、働く人の尊厳を問いかける。

レビュー要約

  • 過酷な職場描写は重いが、型破りな新人が空気を変えていく後半の痛快さが評価されている。社会風刺として読む読者がいる一方、展開の大ぶりさを気にする声もある。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2017-02-07
ページ数
380ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 1.4 x 15 cm
ISBN-13
9784094063929
ISBN-10
4094063927
価格
82 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

「オケ老人!」作者が描く新しいお仕事小説 中堅よりやや落ちるレベルの女子大を卒業した片桐いずみは、就活で大苦戦し、ようやく住宅リフォーム会社に内定した。しかし、入社早々、理不尽に怒鳴りまくる部長・大木田の姿を目にして生ぬるい空気が一変する。 それから、3年。なんとか社内でのポジションをキープしながら鬼の飛び込み営業を続けていたある日、片桐に新人の部下が付く。だが、これが、前代未聞のとんでもないやる気のない男だったのだ。連日連夜、超絶無気力新人・俵の教育に骨を折るものの、一向に改善の余地は見られない。業を煮やした大木田はある策に出るのだが――。

レビュー

  • 主人公?というか男に終始イラッとさせられたけど・・・

    今でこそブラック企業から逃げろ!みたいな小説が増えてるけど、こういう天性の才能?でのらりくらりとかわしている人もいるんだな。 最初はその態度にイラっときたけど、ここまできたら、もうそのままでいいよって気になってくる。彼は彼なりにこれからも生きていくんだろうな。

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