エキナカ書店大賞 えきなかしょてんたいしょう
第11回(2018年 第2回開催)
受賞者
6名他人丼チェーン「友々家」の各店舗で働く店長たちを描く連作小説。左遷、転職、離婚、家出など、それぞれの事情を抱えた人々が、店を開け続ける中で小さな希望を探す。
あちこちの店長たちが、誰かのために今日も店を開けるお仕事小説。
過労続きの職場を離れ、地方都市の市役所で平穏に暮らす啓一が、さびれたテーマパーク再建計画に巻き込まれていくユーモア小説。お役所仕事、家族、地域振興の思惑が絡み合い、滑稽さの奥に働く人の切実さがにじむ。
平穏な役所生活のはずが、回り続ける再建計画にのみ込まれていく。
ブラック企業の営業現場で何とか踏みとどまる片桐いずみの前に、常識外れにマイペースな新人が現れる。理不尽な職場の空気を揺さぶる彼の存在を通じて、働くことから逃げること、逃げずに変えることの境目を描く。
やる気のない新人が、閉塞した職場の空気を思わぬ方向へ押し流す。
アニメ制作の現場で覇権を目指す監督、プロデューサー、クリエイターたちを描く群像劇。情熱と才能だけでは動かない産業の現実を背景に、作品を届ける人々の誇りと葛藤が交錯する。
アニメをつくる人たちの熱量が、仕事小説としてまっすぐ立ち上がる。
東京駅に配属された新人駅員の若菜が、乗客、同僚、鉄道を愛する人々と向き合いながら成長していくお仕事小説。巨大な駅の日常を支える仕事の重みと、行き交う人の数だけ生まれる物語を描く。
駅はただの通過点ではなく、働く人と旅立つ人の物語が交差する場所になる。
中堅菓子メーカーの広報宣伝部に異動した山田助が、生身のゆるキャラとして新商品の宣伝に奔走する。ばかばかしい命令から始まる騒動を通じて、会社で働く人の意地とチームの熱量を描く。
サラリーマン姿のゆるキャラが、会社と商品の未来を背負って走り出す。