その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫 こ 1-1)
一度死んだ少年が子ども時代から人生をやり直し、死を避けるための欠片を探すライトノベル。やり直しの設定を、恋愛や友情、後悔の回復へつなげていく。
作品情報
一度死んだ少年が子ども時代から人生をやり直し、死を避けるための欠片を探すライトノベル。
一度死んだ少年が子ども時代から人生をやり直し、死を避けるための欠片を探すライトノベル。やり直しの設定を、恋愛や友情、後悔の回復へつなげていく。 受賞作としての初出や収録状況を確認し、単独書籍または収録書籍が確認できる場合のみ書誌識別子を採用した。
レビュー要約
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題材の輪郭と語り口の個性が受け止められている。物語の余韻や人物の置かれた状況に注目する読者が多い一方、展開の癖を好みが分かれる点として見る声もある。
書籍情報
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 2009-06-18
- ページ数
- 376ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784094511420
- ISBN-10
- 4094511423
- 価格
- 22 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
僕は死んだ。何もいいことがない、17年の人生だった。……でもマキエルと名乗るいきものが言うには、 もういちど10歳からやり直し“奇跡の欠片”をあつめれば次は死なずにすむらしい。 北欧から転校してきた明るいソフィア、絵がうまいとも実、甘えさせてくれる隣のお姉さん弥宵―― 奇跡の欠片がなんなのかマキエルは教えてくれなかったけど、僕はまえはぜんぜんできなかった、 身近な女の子たちとのふれあいをたいせつに生きよう、 こんどは悔いを残さないために、と思った。だけど……。 第3回ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作。
レビュー
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さわやかな読後感
粗筋にもあるように、10歳に戻って人生をやりなおす物語です。 再び17歳になるまでには7年間の猶予があるわけですが、作中で特に描かれるのは、小学生時代です。 給食を自分の盆によそう描写だとか、ランドセルを背負って下校する描写だとか、主人公の身辺の描写が非常に丁寧に、かつリアルになされているので、読んでいると自分が本当に小学生になってしまったような気分になります。 文章力も高いし、挿絵も丁寧で美麗。小説としての完成度が高いです。 王道に近いストーリー運びで、読後にはさわやかな余韻に浸ることができます。おすすめの一冊です。
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思ったよりよかった
メインの登場人物は不快感がなく一巻完結のため綺麗にまとまってる 突っ込みどこもあるがそこそこ良作
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得意のタイトル買い
『その日彼は死なずにすむか?』 電子書籍デビューを記念して、ちょっとたまたま見かけたこの本を買ってみました 得意のタイトル買いです。 箱マリ的なループ展開が白熱すると思いきや、過去に戻り死ぬ未来を主人公はどう死なずにすむかというお話だったみたい よくある意気地なしの主人公が成長していく物 ご都合、キャラが薄い、文章に力がない 読み終わってこの三点セットだったと思う いきなり話飛ぶのは一巻完結物だから仕方ないと思うよ だがそれが物語を安くしちゃっている 設定に無理やり感をとてつもなく感じた 読むには悪くはないと思います。 私みたいにイライラするタイプではなければ・・・ 追記だけど星の数が多すぎる気が・・・・・
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良作です。
夜遅くに読み始めて、一気に読んでしまいました。 出会えて良かったと思える作品でした。 所々に物語の伏線があり結構きつい描写があるのかなと 思いましたが目を背けたくなるほどでもなく私的にはぎりぎりセーフでした。 主人公の臆病だけど優しい所やソフィアの一途なところに も胸を打たれました。
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面白かったです。
新刊を購入して興味を持ってデビュー作である本書を購入。 タイトルが重いので、ちょっととっつきにくいかと思ったのですが、 柱がしっかりしているので、すらすらと読了しました。 主人公が変わっていくことで、周りに影響を与えていくことを 素直に楽しむといいと思います。
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隠れた素晴らしい良作
自らの死の運命を変えるため、これまで生きた17年の人生を遡り10歳からやり直す。青春時代を振り返る際"こうしてれば良かった"と、懐かしさだとも後悔だとも言えるような切なさを感じるものかと思いますが、まさにこの小説の主人公は過酷な運命が待ち受けているという前提で"こうしてれば良かった"という事をしていきます。 こういうレビューしてしまうといかにもなご都合主義的な展開となり、陳腐な物語となっているのではという疑念を持ってしまうかもしれませんが、ヒロインを起点とした大変素晴らしい温かい登場人物たちと、心の優しく本当は強い主人公が織り成す物語は、運命を切り開き本当にあるべき姿へと収束させていますし、人生そのものについてどこか希望を抱かさせられずにはいられない、大変素晴らしい秀逸な物語へと仕上がっていると思います。 またシリアスさと温かさを持ちながらも、ヒロイン達との思わずニヤニヤしてしまうようなやり取りには、思わず吹き出してしまうような面白さがありました。主人公の素直な優しさを丁寧に大変うまく描写されているのもとても良いです。大変おすすめの隠れた良作です。
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子供の頃を思い出させる。。。
タイトルだと、「死ぬのを回避できるかどうか、って話か」と思うけど、読んでいくと、死を回避すること自体はメインではない。 もちろん、死を回避するために行動しているのだけど、その話題が強く出てくるのは、物語の最後の方。 子供の頃に悔いが残ったことは、誰しもあるでしょう。僕もたくさんある。 それを、方法はわからないけど、どうにかしてやり直していこう、ってことなんだけど、その悔いが残ったことの選び方が上手で、「あーあるわ、あるある」とだんだん主人公と同じ気持ちになっていく。 楽しく読めました。こんなのありえないだろうけど、うらやましいな、主人公。
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予想とはちがってました
あらすじの「突然死んでしまった。でも10歳から人生をやり直して、"奇跡のかけら"を集めれば死なずにすむ。」という一文から、結構暗い話なのかと思いました。 でも思ったほど暗い話でもなくて、今の生きている時間を大切にしたいと思ったり、ちょっとこれからの人生に触れ合いがほしくなるような、そんな一冊です。 主人公『鋼一』は今までの人生(10歳に戻る前)では、友人もガールフレンドも居なくてネガティブな性格でした。けれども、人生に悔いが無いように生きたいと決心してしました。 しかし、自分を蘇らせた『マキエル』が言うには、 「必ずまた同じ死の原因がおとずれるけど、それに背いてはいけない。」 「それまで悔いの無い人生を送ると良い。」 「"奇跡のかけら"を集めきれば必ず助かる。」 と言う事で、勇気を持ってクラスメイトを助けたところから人生が変わり始め、未来の友人の不幸を回避しようと一生懸命になったり、『鋼一』という人間に好感がもてる様になりました。 全体的な文章はラブコメではなくてかなりシリアスです。 1巻で完結で、結果まで全部読みきれます。 やや厚めの一冊ですが、物語には引き込まれるものがあって、すらすらと読み終わりました。