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クイックセーブ&ロード (ガガガ文庫 あ 5-1)

小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門

クイックセーブ&ロード (ガガガ文庫 あ 5-1)

鮎川歩

現実を保存し、死によって過去へ戻れる能力を持つ少年を描くライトノベル。便利な力が人生を救うどころか、判断と責任を追い詰めていく構成が特徴である。

時間遡行ミステリ青春選択

作品情報

現実を保存し、死によって過去へ戻れる能力を持つ少年を描くライトノベル。

現実を保存し、死によって過去へ戻れる能力を持つ少年を描くライトノベル。便利な力が人生を救うどころか、判断と責任を追い詰めていく構成が特徴である。 受賞作としての初出や収録状況を確認し、単独書籍または収録書籍が確認できる場合のみ書誌識別子を採用した。

レビュー要約

  • 題材の輪郭と語り口の個性が受け止められている。物語の余韻や人物の置かれた状況に注目する読者が多い一方、展開の癖を好みが分かれる点として見る声もある。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2009-08-18
ページ数
360ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784094511550
ISBN-10
4094511555
価格
121 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

頭の中で強く「現状をセーブしたい」と思うだけでいい。脳に針を突き刺したような感覚が走れば「セーブ」は成功。 あとは死ねば人生が「リセット」され、「セーブ」した過去まで巻き戻される。そしてまた僕は屋上から飛び降りた―― 覚悟もなく、遺書も書かずに。「さようなら、サカキキヨト」……その時、向かいのビルに動くものが見えた。 闇の中を、自分と同じく落下してゆく少女の姿。地面との衝突寸前、彼女がふと、こちらに視線を向けた―― その顔を見て僕は驚く。なぜならそれは、まぎれもなく""あいつ""の顔だったからだ。クールな筆致の推理ロマン傑作! 第3回ライトノベル大賞優秀賞受賞作。

レビュー

  • 面白かった

    文章が読み易くしっかりしています 冒頭にエッとなるようなシーンを置く事で最後までどうなるんだろうというワクワク感を持てます うおおおおもしれえええという感じでは無いのですが程よい距離感を持って接する事ができる本です イラストもたくさんあり雰囲気が出ていて好感が持てました 2巻も読んでみようと思います

  • 主人公が残念な作品

    タイトルにもある「クイックセーブ&ロード」は主人公の持つ超能力の事で、セーブポイントが一つしか設定できない以外は何の制約も無い(※)という無体な能力なのですが、いかんせんそれを使う主人公がアホすぎます。 能力のキモは「記憶の引き継ぎ」「未セーブの出来事は無かった事にできる」「何度でもやり直し可」だと思うのですが、これらがまるで活かされません。長い時間をかけて真相究明しセーブポイントに戻るとか、犯人候補を拷問して真相を聴きだすとか、納得のいくルートを見つけるまでロードを繰り返す、とかはないです。 主人公は探偵よろしく関係者に聞き込みしたり、事件現場を巡ったりして犯人を捜し、事件を防げなかった時にロードするだけ。 例えるならリトライ無制限のゲームを一発クリア目指してプレイしている感じです。それも全然クリアできないうえ無策にリトライを繰り返し、中途半端なところでセーブしちゃってドツボにはまってる、みたいな。 ヒロインは可愛かったので、「謎解きとかどうでもいい!鬱系の主人公がヒロインにちやほやされる話が読めればいいぜ!」って人は読んでもいいんじゃないでしょうか。 ※正確には、ロード条件は主人公の死亡・一回ロードしたセーブは消える、という制約があるのですが、主人公は力に目覚めてから時間がたっているので自殺慣れしているのと、ロード直後のセーブが可能なのでこれらは枷になっていません。

  • とある一点で。

    道中はかなり面白かったです。 プロローグの厨二病っぽい表現に釣られ、衝動買いしました。 道中も主人公がとあるミスをするまで☆5でした。 ただし。 他の方も指摘していますが、そこで一気に☆−2されました。そこまではとてもよかったので残念です。 キャラも特に先輩とかが個人的に好みでした。 あと若干グロがありますかね。ロードするときと、とある女の子が「ない、ないよぉ」ってシーンとか。 2巻は☆4、3巻は☆2。

  • なんとしても救うんだという気概の主人公がかっこよかった

    展開は二転三転して先が読めず、主人公がセーブしとけば死んでも大丈夫な能力持ちだが、葛藤やその能力は非現実的だがそれ故の悩みが文章から自然に伝わってきて感情移入しやすく、テンポも良いため一気に読みきってしまった この作品がデビュー作らしいので、次回作にはかなりの期待を寄せます

  • 面白いのですが…

    口絵や粗筋から分かるように少し鬱気味の内容。 頭の中で「セーブ」を行うことにより、命を落とした時に前回「セーブ」をした時点から人生をやり直す能力を持った中学生が、その能力を使って幼なじみの自殺を防ぐ為に奔走するお話しです。 街で起こる連続猟奇殺人と幼なじみの自殺が結び付いていく過程は中々面白く、主人公の手助けをする先輩もいいキャラなのですが、中盤における主人公のミスが余りにも初歩的でその後の展開がある程度読めてしまいます。 しかしそれを含めても終盤の展開は読みごたえがあり、読後感も悪くありません。 続編が出るのかわかりませんが続きがあるのなら読みたいと思える内容でした。 総合的には☆4ということで。 初レビューなので分かりづらいところもあると思いますが少しでも購入の参考になれば幸いです。

  • 面白かった!作者の書きたいものが詰まってた。

    この能力できちんと完成させたことがまず凄い。 ループものだけど最後は綺麗にまとまっている。 まとまりすぎてて途中まで面白かっただけに物足りなさを感じたけど、これが最初の作品ならこれでいいと思う。 綺麗にまとめるのも一つの方法! 綺麗にハッピーEDじゃないのも好印象。 最近どうしても萌えやラブに走りがちだけど、この能力とループ、事件を余計なもの”売り”を挟まずに描き上げてくれたのが嬉しい。 面白かった!次回作も期待大! おじいちゃんになって死んだ時もニューゲームされたら嫌だな…ぞっとします。

  • 無難に纏まっているけれど

    言ってしまえば 「ループで事件を解決してゆく」 それだけの作品。 ミステリー展開させたり、ミスリードさせたりと色々ライトノベルにはない手法を色々取り入れていたけれど、ただそれらも全部中途半端。個人的にはもっと尖がって欲しかったです。 内容について少し触れると、事件を解決して好きな女の子を救うってのはまあ良いとして、主人公とのかかわりをもう少しきちっと描いて欲しかった。本当に好きなんその子の事、そこまでするまでなん?ってのが伝わってこなかった。そして、致命的なのがメインヒロインよりもサブヒロインの方が魅力的。サブヒロインっていう呼び方が不適切な位……。 恋愛ラノベとかに食傷気味の人には良いんじゃないかと思います。

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