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寄生彼女サナ (ガガガ文庫)

小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門

寄生彼女サナ (ガガガ文庫)

砂義出雲

平凡な高校生・増川唐人の腹から、寄生虫が進化した美少女サナが飛び出してくる。宿主から栄養をもらう代わりに彼を守り、さらに恋人になると言い出すサナによって、唐人の日常は奇妙なラブコメへ変わっていく。

寄生虫ラブコメ同居高校生活奇抜なヒロイン

作品情報

寄生虫の美少女が腹から現れ、平穏な日常をキセイ系ラブコメへ変える。

『寄生彼女サナ』は、受賞時の『寄生彼女スバク』を刊行時に改題したライトノベル。主人公の体内に寄生する謎の生命体サナは、見た目は美少女だが正体は寄生虫の進化形。宿主と寄生者の関係を恋人関係にずらし、気持ち悪さと可愛さを同時に笑いへ変えるキセイ系ラブコメ。

レビュー要約

  • 寄生虫をヒロインにする発想の突き抜け方と、突飛な設定をラブコメとして押し切る勢いが評価されている。好みは分かれるが、強い個性が記憶に残る作品。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2011-07-20
ページ数
312ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784094512816
ISBN-10
4094512810
価格
1 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

彼女が寄生虫でいちゃらぶできるわけがない ある日突然、全裸の美少女が僕のお腹の中から出て言った。 「今日からお前のお腹の中に寄生することになった。よろしくな!」 間違えて食べた実験サンプルの中に入っていたのは、人間に寄生する謎の生命体・パラシスタンス。 見た目だけどこから見ても美少女なのだが、俺の彼女は寄生虫って……そんなのいちゃらぶできるわけがない! とんでもない設定で審査員を驚愕させた、第5回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作。 イラストは、『めちゃ婚!』『よめはぴ~You make happy!~』などのゲームイラストで人気の瑠奈璃亜。

レビュー

  • サナは可愛い。異論は認めない

    他レビューで多く見る通りイラストを見て購入 ライトノベルとしてものすごく面白いと思いました 寄生虫という点も新感覚で、最初は多少ためらってましたが 読んでみると意外とすんなりと受け入れることができました 上記の通り、イラストはものすごく可愛いと思います

  • タイトルに惹かれて…

    巻き込まれ型主人公の典型という感じだけれども、ここまでまっすぐな巻き込まれ作品は余り見ていない気がする。 最初は気色わるぅーとか思ってたサナちゃんが、可愛く思えてきたから不思議です。バカっぽいんだけど、そのバカっぽさが、痴呆にはならない、いい均衡を保っていうのだろう。 イラストと、文章の力だよね。 アクションシーンは、思わず映像にしてくれっていいたくくなる良い出来栄え。これをもっと生かして欲しい。主人公のクロックアップがいい感じに伝わってくるんだもの、いい文章力。 クチクラブレードとか、どっから出してるのって疑問も多々あったけれど、そもそも寄生虫が人間になる時点でどうなってんの? って感じだから今更でしかない。 ジョジョのストーンフリーみたいな感じで人体化するんでしょうかね。 ただ、寄生虫まで強い必要は一切ないよね。あと妹がちょっと気持ち悪い。面白気持ち悪い。 何にせよ、寄生虫とその宿主が話の中心ならば、どっちかは守られる存在であって欲しい。せめて、どっちも強いって言っても 『寄生獣』位のバランスは保って欲しいかな。 互いに、足りない部分を補い合うから生まれる絆もあるんじゃないですかね。 ラノベにこそ、主人公の不安定さと、それを支える何かが必要なんだと思います。寄生虫は宿主に頼る生き物な訳だし、そこは守られるのに徹してくれてもいいと思いました。 なんにせよ、ボーイミーツガール的なジャンルとしてはいいものだ、という総括です。

  • ギブアップ

    最初の10ページくらいでギブアップです。 形容詞的にちりばめられる修飾ギャグが、自分には全く合いませんでした。 イラストは良かったので+1。

  • よかった

    発想が斬新かつ安定したラブコメでした。2巻が楽しみです。

  • 最悪の作品

    第5回小学館ライトノベル大賞優秀賞作品 GAGAGA文庫は、田中ロミオや「俺のラブコメは〜」等、 異色、かつ面白い作品も少なくないので、 一目置くとともに、それなりに期待していたのだが… 最低である。最悪の作品である。 非常にがっかりである。 GAGAGA文庫作品も単なる萌え狙いの軽薄なライトノベルの一つに過ぎないということが この作品で明白になった。 【設定・世界観】★ 寄生虫サナダムシが女の子になって、主人公の前に現れるという設定。 戦国武将が女の子だったり、ニャルラトホテプが女の子だったりする現在、 今度はサナダムシが女の子になってしまう…。 もはや、何も言うべきことはない。 何でもありなのかと呆れるとともに、ヒロインがただただ、気持ち悪かった。 次回作は、ゴキブリが女の子になって、 興奮すると茶色い羽をだして、カサカサ音を立てて、 壁際を這い回る…という設定はいかがだろうか。 きっと、作者の気に入ると思う。 【キャラ】☆なし 登場人物の誰一人として、納得のいくキャラはいなかった。 普通一人くらい、気持ちが通じるキャラがいてもよさそうなのだが、 全くいないとは… 酷すぎる。 【ストーリー】★ 酷い。 特に後半は酷すぎる。 めちゃくちゃであり、もはや突っ込む気にもなれない。 【文章力】★★ 下手である。 ライトノベル作家としても、下位レベルである。 【イラスト】★★ サナダムシのヒロインが、ただただ気持ち悪かった。 本作が商業誌として流通していること、 しかも、小学館の優秀賞を受賞していることが信じられない。 読んでいて、殺意すら感じた。 金と時間を浪費させた上、殺意を感じさせるとは…、最低最悪の作品である。 絶対読んではいけない!

  • いつでも準備オッケー

    増川唐人は他人に関わらずに生きていきたいと思っている高校生だ。しかし、朝食を作ってくれる従妹の増川桜には慕われているし、宮入丈児という友人もいる。頼れるお姉さんの様な養護教諭・綺羅もいる。そんなある日の朝、遅刻しそうになって無理矢理ご飯を詰め込まれた唐人は、テーブルの上に広げられていた、父親の実験に関する何かまで食べさせられた。 その結果、異常な腹痛にさいなまれた彼の腹から飛び出してきたのは、日本海裂頭条虫(サナダムシ)のパラシスタンスを名乗るサナ。それは彼の腸に寄生しながら、分体という宿主と同じ種に擬態した存在を体外に出すことが出来る、意識を持った進化した寄生虫なのだ。しかも美少女! 唐人を守るというサナなのだが、そのサナに寄生されてから、唐人も身体能力が上がって不思議な感じ。しかも寄生虫であるため、四六時中、サナと唐人は一緒。それに嫉妬した桜の性的暴走に巻き込まれ、静かだった唐人の日常は、途端に騒がしくなってくる。 それに呼応するように、クラスにいる物静かな転校生・櫂実亜須香の口数も増えているような…。そんな唐人の明日はどっちだ!? デビュー作とは思えないほどの、ソツなくこなれたラブコメ作品になっている。もちろん、その内容に合致したイラストに恵まれたという幸運もあるのだろうけれど、サナの無垢さと桜の耳年増な感じのバランス感覚が素晴らしい。一方で生徒会長はキャラを作りすぎてイマイチという感はある。 寄生虫の美少女という設定だけを聞いた時には、どうせラブコメにするなら過剰な設定なのではないかと思ったが、他人との関わりと寄生とを結びつけるような解釈を見たときに、一定の意味のある設定なのだなと理解した気がする。

  • ドラマCD化決定!らしいです

    前代未聞の設定を持ったラブコメです。キャラが可愛くて、ギャグが一杯入っています。 下ネタが結構容赦なかったりするので、その辺りで好き嫌いが分かれるのだと思います。 でも最後まで読むと、ただの異色設定萌えラブコメじゃなくて、強いメッセージ性も入っていることが解る作品です。その振り幅にやられてしまいました。……っていうか後半のシーンでは感動してしまいました。 作者さんはこれが受賞してデビュー作。 どうやらドラマCD&続刊化決定らしいので、これから面白くなりそうなシリーズ&作者さんとして期待しています!

  • カバー買いしても後悔しない作品

    ちょっとしたハプニングから寄生虫を宿すことになった主人公と、その寄生虫とが織りなすラブコメディ。 綺麗なイラストから想像できるように萌える内容でありながら、メッセージ性もある佳作。 正直に言って、イラストが無ければ途中で読むのを止めたかもしれない。 特に紐状の細長い物体が主人公の腹部から出てきて、女の子になるシーンは絶対にイラストが必要だった。 逆に言えば、一度イメージが定着すればグングン読み進められる、そういう作品。 そして、グロテスクな場面ですら、萌えに転化する力を本書のイラストは持っていた。 あとは楽しむだけである。魅力的なヒロインたちの言動には楽しませてもらった。 加えて、著者が物語に込めた「生きるのが下手くそな人」たちへのメッセージ。 人間関係に対して醒めた意見を持つ主人公が、ヒロインを通じて考えを変えていく心理描写は、 一般小説と比べて拙いものであるが、それだけに著者の真摯な想いが伝わってくるようであった。 もちろん物語が過度に重くなることも避けられており、その点も好感が持てる。 新人作家ということもあってか、未熟な点も多少見受けられたが、読後感は悪くない。 適度に萌え、適度に考えさせられた、そういう作品。著者の次回作に期待している。

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