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リベンジャーズ・ハイ (ガガガ文庫 ろ 1-1)

小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門

リベンジャーズ・ハイ (ガガガ文庫 ろ 1-1)

呂暇郁夫

復讐とアクションを軸にしたガガガ文庫のライトノベル。追い詰められた人物が思わぬ協力関係を結び、暴力と正義の境界を走る。

ライトノベル復讐アクション正義協力関係

作品情報

復讐の熱が、危うい協力関係と戦いを呼び込む。

ガガガ文庫として刊行された書籍版の ISBN を採用した。

レビュー要約

  • 読者の反応では、題材の独自性と人物の感情を丁寧に追う語りが評価されている。展開や文体への好みは分かれるが、受賞作としての個性が伝わる作品として受け止められている。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2019-06-18
ページ数
406ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784094517972
ISBN-10
4094517979
価格
555 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

スタイリッシュな近未来SF×復讐譚 第13回小学館ライトノベル大賞 優秀賞受賞作!! 砂塵という有害物質による“塵禍”で文明が一度滅びた近未来。 砂塵を取り込んで異能力に変換できる“砂塵能力者”が力を持つようになっていた。 ここ偉大都市において、チューミーは、因縁の復讐相手“スマイリー”の行方を探りながら、復讐のためにその日暮らしの生活を送っていた。 情報を追って踏み込んだとある教会で、チューミーは治安維持組織である“粛清官”の大物、ボッチ・タイダラに身柄を拘束されてしまう。 絶体絶命のチューミーだったが、ボッチからの意外な提案を受け、一時的に粛清官に協力することに。パートナーとしてあてがわれたのは「これまでバディを解消されてばかり」というワケありのシルヴィ。正反対の性格と出自を持つ二人は、はじめは反発し合うのだが……。 小気味よい筆が紡ぎ出す、唯一無二で圧倒的な世界観!! バディものの王道でありながら、「異端」である二人を見事に描き出し、斬新なキャラ設定には舌を巻くこと間違いなし! 実力派新人による近未来SF復讐譚をお楽しみあれ!! 【編集担当からのおすすめ情報】 デビュー作とは思えないほど、スタイリッシュでライトなストーリーテリングで、唯一無二で圧倒的な世界観に没入できること間違いなし! 「熱い異能バトル」「事件追跡の過程」「主人公とヒロインの関係」のどれを取っても、SF×王道バディものとして、満足できるものになっています。 また、本作では主人公のキャラ造形に大きな挑戦をしています…! 序盤で一度明らかになるその真相に「えっ!」と一度驚き、ラストでそれが文字通り「腑に落ちる」様は、ぜひとも確認していただきたいです!! 読んで損はさせません!! 新鋭の誕生を見守ってください。

レビュー

  • 素晴らしい異能アクション復讐譚

    オーディオブックで視聴した感想です。 荒廃した近未来、異能バトル、復讐譚とパーツの一つ一つは決して斬新じゃない。 だがキャラクターやストーリー、復讐の物語に必要な熱量などどれもが秀逸であり、 傑作と名乗るに相応しい作品である。 読了後はまさにアクション大作映画を見終えた気分だ。 なお、オーディオブックだとヒロインのシルヴィの声の可愛さやラスボスの狂気を表す 怪演が本当に素晴らしい。また、エピローグで読者が初めて聞くことになる「あの声」の 可愛さにビックリした(笑)

  • 実写映画で見てみたい良作

    既に書かれている人がいますが、タランティーノ監督に映画化して欲しいような、アクション風味あふれる良作。 綺麗にまとまっているので、この巻そのまま映画化してもいいくらい。 砂により崩壊にひんしたせかいで、その砂による特殊能力が発現した世界。そして格差があるディストピア社会などのイバーパンク風味の社会の最下層に属する復讐者の主人公。カレが特殊な警官といえる相手とバディを組み、犯罪者を追いかける作品です。 既存のSFやエンタメの大枠を外れる話ではないので、多くの作品を見ているものには先の展開が想像できます。そういう意味ではオリジナル性は低いです。しかし、逆に成功してシリーズ化したような作品との類似性があり、エンタメとしての拡張性は高いです。もし続きが出るならアクの強いキャラクター性をもあり、そちらでの友情やラブロマンスぽいのも期待できます。 トーキョN◎VAのリプレイぽい作品で私好みの作品。アクションシーンもしっかり描けており、読んでいて映画のようにアクションシーンが妄想できました。「キルビル」とか「シン・シティ」みていると想像つきやすいです。 ガガガらしいサイバーパンク風味とアクションあふれる作品で続きがでて欲しい作品です。 それはそうと、似たような傾向のガガガの殺戮のマトリクスエッジとかブラックラグーンノベライズとかの続きでて欲しいですね。

  • 呂暇先生の生み出す独特の世界観と空気感

    この、荒廃した近未来のような雰囲気と空気感は抜群でした!! チャーミー・リベンジャーというキャラの途中で明かされる秘密は鳥肌が立ちました。 同じ世界観の「楽園殺し」も発売されるそうなので、とても楽しみです!!

  • 続刊あり

    面白い

  • 好き

    表紙買いです。 結果は評価の通りです。 ダークヒーロー感のある主人公で とても自分の好みの作品でした。

  • とてもいいから買ってほしい

  • 熱量が凄い

    とても面白かったです。

  • よくまとまった能力アクション

    アクション描写は非常にスピーディーで楽しく読めました。 ただ主人公の過去と敵の能力については最初の回想の時点で予想がついてしまったので、結末も含めて良く言えばまとまっており、悪く言えば既存から突出したものがなくストーリー的な驚きや没入感はやや薄かったです。 個人的に気になったのは、細かい部分に粗のようなものを感じました。 例えば特定の能力者の波長のようなもので書面を可読化させる塵工ロックの設定ですが、作中で明確に『写真』が存在しているのに、可読化された書面をカメラに収めず頑なに拿捕した能力者にロックを解除させることに利用価値があると言っていたり、また最序盤の戦闘で能力で操っていた鉄パイプが斬られただけで能力解除されていたり、などです。 あと、作中でたびたび登場する能力発動の特殊装置である『インジェクター』についても詳細な形状などが描写されないため、風景描写などに登場するたび描写自体をぼんやりとさせている場面がしばしばありました。 読む側で補完できる部分とはいえ、全体的に作者さんのやりたいことが先行し過ぎて設定、描写が伴っていないような点がいくつかあり、アクション描写の良さに反して世界観やシーンの描写に関してはどこかおぼろげになっているように感じます。 主人公側に尺を取り過ぎたのか、それまで得体の知れない不気味さがあった敵役のスマイリーが終盤では急に小者化してしまうことも個人的には残念な点でした。むしろその時点での描写では敵の相方であるモンステルの方が心理描写的にも自己を顧みない姿勢的にも魅力を持っていました。 スマイリーの背景やキャラ造形を思えばリベンジャーズ・ハイのタイトルにもある『復讐』のテーマについてもっと掘り下げる敵役に成り得たのではないか、と惜しく感じます。 そういう意味では序盤で予想できてしまうのも含め、主人公が背負った設定が一種のノイズになっているような印象がありました。 チューミーの相方であるシルヴィの砂塵能力なども、大きく扱ったわりにあまりストーリーには絡まず終盤での逆転要素にしかなっていないので、必要だったのかな……? と疑問。 主人公チューミーの復讐者としての物語と結末は納得でき、感動もできただけに、それを取り巻くいくつかの要素に粗や余分を感じてしまったのが残念です。

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