日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
わたしはあなたの涙になりたい (ガガガ文庫 ガし 7-1)

小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門

わたしはあなたの涙になりたい (ガガガ文庫 ガし 7-1)

四季大雅

塩化病で母を失った少年が、天才ピアニストの少女との出会いと再会を通して、自分の進む道を見つけていく物語。

恋愛青春音楽

作品情報

これは、涙で始まり、涙で終わる物語。

第16回小学館ライトノベル大賞大賞受賞作。塩化病、音楽、震災後の痛み、恋愛を重ねながら、三枝八雲と五十嵐揺月の距離と成長を描くガガガ文庫の長編。

レビュー要約

  • 音楽や震災など難しい題材を抱えながらも最後まで没入でき、結末でタイトルの意味が腑に落ちる点が高く評価されている。

  • 題材だけで敬遠するのはもったいなく、病の設定よりも主人公とヒロインの関係性の美しさが印象に残るという感想が多い。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2022-07-20
ページ数
309ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784094530810
ISBN-10
4094530819
価格
704 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

これは、涙で始まり、涙で終わる物語。 全身が塩に変わって崩れていく奇病「塩化病」。その病で母親を亡くした少年・三枝八雲は、小学校の音楽室でひとりの少女と出会った。 美しく天才的なピアノ奏者であるその少女の名は、五十嵐揺月。鍵盤に触れる繊細なその指でいじめっ子の鼻を掴みひねり上げ、母親の過剰な期待に応えるべく人知れず努力する。さまざまな揺月の姿を誰よりも近いところから見ていた八雲は、我知らず彼女に心惹かれていく。 小学校を卒業し、ますます美しく魅力的に成長した揺月は、人々の崇拝と恋慕の対象となっていった。高校に進学する頃、すでにプロのピアニストとして活躍していた揺月はイタリアへと留学してしまう。世界を舞台にする揺月と、何者でもない自分との間にある圧倒的な差を痛感した八雲は、やがて小説を書き始める。 揺月との再会はある日唐突に訪れた――その再会が、自分の運命を大きく変えるものになることをその時の彼は知る由もなかった。 これは、涙で始まり、涙で終わる物語。 第16回小学館ライトノベル大賞にて、最高賞である大賞を受賞。 (2022年6月) ゲスト審査員を務めたアニメ監督・磯光雄氏は、「審査なんかとんでもない。美しい物語をありがとう」と、本作へ最大級の賛辞を送った。

レビュー

  • 私の涙になってくれました

    初めて小説を読んで泣いた

  • まだ読んでない‼️

    まだ読んでいないけど,某YouTuberさんがInstagramのストーリーにて上げていて紹介文が気になったのですぐ購入してみました。イラストもすごく好みなので内容も楽しみです💖

  • 良作

    小説の形をした、作者の怒りを感じた 不幸を肴にする感動ポルノについて思うところがあったので、この作品で言語化されたよう気分になった

  • 感動した

    感動しました 映像化は難しいかもしれませんが 良い物語です

  • 不思議で刹那い物語

    高校生 揺羽の壮絶な日常と最後に訪れる悲劇心温まる物語でした。刹那いですが。

  • 純愛です。おもわず涙…でもそれは温かい希望の涙です。

    大好きなミュージシャン「ダイチ大佐」が、泣けた、とおすすめされたので読んでみました。 最初は「別に架空の病気じゃなくてもよくない?」なんて思いながら読み進めていましたが、 読了した今は、塩が持つ「白、海、涙」というイメージがこの作品を美しくも、でも時にはザラっととした感覚を読み手に与えていたんだな、と納得。 読み始めから、物語の展開が想像できたのだけど、でもそれでも感動しました。 伏線回収では…、思わずウルッと泣いてしまいました。 ちょうどお勧めしてくださったダイチ大佐の「遺書」という曲をBGMとして聴きながらだったので、なおさらだったかな。 美しく、悲しく、切ない物語ですが、まさに純愛です。

  • 非常に良い

    良いですよ とても良い

  • 普通〜とか、よくある〜とか、てんぷれ〜とか言われてるが…

    確かに内容としては、よくある難病を扱った物語なのかもしれない…が、テンプレがゆえに王道。 だから、多くの人の心に残る作品なのだと思います。

関連する文学賞