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かくて謀反の冬は去り (ガガガ文庫 ガこ 5-1)

小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門

かくて謀反の冬は去り (ガガガ文庫 ガこ 5-1)

古河絶水

王弟・奇智彦が王国の継承争いに巻き込まれ、帝国から来た女奴隷シニストラとの出会いをきっかけに、王位をめぐる策略と陰謀に挑む物語。

ライトノベル宮廷劇王位継承陰謀架空歴史

作品情報

兄が、死んだ。王が、死んだ。ならば――次の王は、誰だ?

第17回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。王弟・奇智彦が、王位継承をめぐる陰謀と権力闘争の渦中で、生き残りと逆転をかけて策を巡らせる。

レビュー要約

  • 世界観設計の完成度が高く、架空歴史物語として緻密かつユーモラスに描き切った点が高く評価されている。

  • 王位争いを軸にした陰謀劇でありながら、文体は驚くほど軽やかで、古風な雰囲気とライトさの落差が面白いと受け止められている。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2023-07-19
ページ数
376ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784094531343
ISBN-10
4094531343
価格
891 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

TYPE-MOON武内崇氏の“推し”! 王弟、奇智彦(クシヒコ)尊殿下。王室の忌み子。弱小王族。足曲がり。サメの王子。 奇智彦は軍の式典で、帝国から祝いの品として送られてきたそれと対面する。 女奴隷、シニストラ。美しき獣。熊の巫女。おそるべき犯罪者。 意志とちからはここに出会い、王国をあらたな争乱が包み込む。 兄が、死んだ。王が、死んだ。ならば――次の王は、誰だ? 奇智湧くがごとく、血煙まとうスペクタクル宮廷陰謀劇!

レビュー

  • うん...面白い!

    当初は登場人物の名前や難しい文章で敬遠してしまいましたが、読み始めてしまえば1冊をあっという間に読み終えてしました。 ネタバレは書きません。 ただ面白いからこの作品はオススメ!絶対読むべし!!だということだけレビューしときます。

  • 良い意味で今っぽくない

    映画好きの作者さんで高い構成力と読みやすい文章です。 登場人物は、話の中でスポットライトを浴びている間、少し小洒落た言い回しと力強い生き様で強烈な印象付けをしてきます。 バッカーノ! 等が好きな方はハマるんじゃないでしょうか。 うまく言語化できませんが、良くも悪くも今っぽくなくて好きです。 応援します。

  • 想像の余地も楽しい

    柳野かなた先生の宣伝?により購入。買ってよかった。 古河先生の作品は今後もきっと買い続けます。 起承転結、中盤までの人物描写とそれ以降の怒涛の展開を一冊でまとめきった力作だと感じました。 以下勝手な個人的妄言 世界観の基盤を想像するのも楽しかった。 アレクサンドロス大王が早逝せずに東征が続き死後も大王国が分裂しなかった、もしくは、ローマ帝国が衰退せず発展を続けたifの地球、暦は西暦ではないと思うが、あえて当てはめるなら西暦600年くらいの時代なのかと想像。 荒良女さんに関しても、熊であの出身地ということでアーサー王を連想してしまった。

  • 何が起きてるかよく分からなかったが、面白かった

    初めかなり混乱した。誰が主人公か分かりにくいと感じた。視点が動くのもあまり好ましくなかった。 しかし主人公とヒロイン、熊はヒロインなのか物語的には分からないが、魅力的に書かれていた。 また古代日本がモチーフっぽいが、近代以降の技術や比喩が出てきたのは、ちょっとなぁと思いつつ、こう言うものかと思うと読めた。 他にないのは事実で、もっと大和朝廷について深掘りしたら、歴史小説風味を出せてもっと面白くなるかなと思った。

  • 熊が出ます。あと、足曲がりの王子も出ます。

    面白い ただその一言に尽きる けれどもっと言うのなら、この方の太もも描写は信頼できます

  • とても、テンポ良く

    読み進め られた 次回作を楽しみに 応援して います 待っています

  • いずれまた冬がくる

    かくて謀反の冬は去った。しかし季節はめぐる。いずれまた冬がくる。ここで終わらせてほしいという気持ちはある。このままめでたしめでたしで終われば、何も失われずに済む。彼女の健やかな成長を、純粋に祈ることができる。だがあえて、作者にこの言葉を贈りたい。「行け、二度と戻らぬ道を歩いて行け。」 まあそうは言っても必ず悲劇の幕が上がるとは限らないよね。1巻が『リチャード三世』だからと言って、次巻が同じモチーフでないといけない決まりはない。べつに『から騒ぎ』とかでもいい。何ならシェイクスピアでなくてもいい。ただし熊さえ出れば。

  • 面白い

    題名から、「やっと忍苦の冬も去り」で始まるリチャード3世かなと思いました。中を読むと、やはりリチャード3世。「馬をくれ!王国をやるぞ!」も比較的早めに出て来ます。流行り?のリチャード3世善人説に立っているのかも知れません。リチャード3世か非常にうまくラノベになっています。

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