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ちいさな おおきな き

小学館児童出版文化賞

ちいさな おおきな き

夢枕獏

『ちいさなおおきなき』は夢枕獏の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。

受賞作現代文学書誌確認

作品情報

受賞記録から読む、夢枕獏『ちいさなおおきなき』の輪郭。

<p>小学館,2015,978-4-09-726591-7<p><ul><li>タイトル:ちいさなおおきなき</li><li>タイトル(読み):チイサナ オオキナ キ</li><li>責任表示:夢枕獏 作,山村浩二 絵</li><li>NDC(9):726.6</li></ul>

レビュー要約

  • 読者反応は、作品の題材や受賞歴への関心を軸に受け止められている。書誌情報が限られる作品では、賞の記録や作者情報を手がかりに評価される傾向がある。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2015-07-22
ページ数
32ページ
言語
日本語
サイズ
22 x 1 x 27.5 cm
ISBN-13
9784097265917
ISBN-10
4097265911
価格
1540 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/絵本

夢枕獏と山村浩二の注目のコラボ絵本 はじまりは、ちいさな ちいさな ちいさな芽。 ちいさな芽がぐんぐんのびて、おおきな おおきな木となり・・・・・・。。 生命が生まれ育まれる誇らかさ、また、世界が育ち広がっていく豊かさ、膨らんでいく欲望が互いをほろぼすむなしさなど、壮大な物語を、リズミカルな語りと細密なイラストで描かれます。 こどもからおとなまで、幅広く楽しめる絵本です。 【編集担当からのおすすめ情報】 スケールの大きな作品で多くのファンを引きつける作家夢枕獏氏と、日本を代表するアニメーション作家であり、人気の絵本も数多く手がける山村浩二氏の異色コラボ絵本が実現しました。 ページをめくるたびに新しい発見があります。親子であれこれ語り合いながら読んでいただきたい絵本です。

レビュー

  • 動きのあるすばらしい絵

    文はもちろんですが、絵がすばらしいです。 枝はそよいでいるように、滝は流れているように、ありは行列をしているように動いて見えます。 雪にも冷たい感触があります。木の大きさが感じられます。 読む速度を落として、ゆっくりゆっくりながめていたい絵です。

  • 世界を支えているものが見えてくる

    大きな樹がどれぐらい大きいかというと、象が住めるだけでなく、 頂上には雪がつもり、それが溶けて川や湖までできて、魚までも 住みつき、さらには人間が登場して街を作ってしまうほど大きいのだ! このユニークな樹は、言うまでもなく地球の比喩なんですが、 人間が登場してから、環境破壊や戦争によって枯れ果てて しまうという展開が寓話的でわかりやすい。 元々は蟻が見守るほど小さな芽でした。そんな日常的視点を 樹の成長と共に地球的視点にまで拡げ、長い長い歴史的時間を 一本の樹の寿命にまで圧縮してしまうことで、我々が生きている 「今」という点が見えてくる構成になってますね。 手のひらに乗る一冊の本の重みは、人として、あるいは人類として 抱えている課題と可能性でもあり、我々一人一人の持っている力を 実感させるものでもあります。

  • 木であることを超えた木の話

    4年生以上、6年生までの読み聞かせにお薦めしたいです。 5分ほどで読み終わるものです。 ---あらすじ--- ある時、大地のど真ん中、一匹のありが見つけた、ありよりも小さな芽は、自身を試すかのように、大空に挑戦するかのように、「どうだ、どうだ」と千年万年背をのばし、やがて大きな大きな木となった。 あらゆる動物がすみ、人が現れて町ができ、次第に発展していった一方で、人が現れたことによって争いが起き、荒廃の時を迎えると、そこから皆が逃げ出すのを待って、木は倒れ果てる。 しばらく経ったある時、もとは大きな木であった横倒れの木のその上では、苔の生えたところに出てきた小さな芽を目の前に、どんなきになるものかと、ありが考えているのだった。 --------------- 新しい芽は、大地ではなく、朽ちた木の上に出てきます。 それを見て、ありは木の成長の行く末を考えているわけですが、青黒い表情になかなか見出せない胸のうちには、期待があるのでしょうか、それとも不安でしょうか。 こどもたちの自由な回答に、こちらは期待だけしていたいところです。

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