日本の文学賞

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後宮小説 (新潮文庫)

日本ファンタジーノベル大賞

後宮小説 (新潮文庫)

酒見賢一

中国風の架空王朝を舞台に、後宮に入った田舎娘が思いがけない才覚で運命を切り開く。軽やかさと奇想が魅力の大賞作。

後宮架空王朝ファンタジー少女運命

作品情報

後宮に入った少女が、奇想天外な運命を切り開く。

第1回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。新潮社から文庫として刊行され、アニメ化もされた代表作。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
1993-04-25
ページ数
303ページ
言語
日本語
サイズ
14.8 x 10.5 x 2 cm
ISBN-13
9784101281117
ISBN-10
4101281114
価格
781 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

時は槐暦元年、腹上死した先帝の後を継いで素乾国の帝王となった槐宗の後宮に田舎娘の銀河が入宮することにあいなった。物おじしないこの銀河、女大学での奇抜な講義を修めるや、みごと正妃の座を射止めた。ところが折り悪しく、反乱軍の蜂起が勃発し、銀河は後宮軍隊を組織して反乱軍に立ち向かうはめに……。さて、銀河の運命やいかに。第一回ファンタジーノベル大賞受賞作。

レビュー

  • 何度も読んでもおもしろい

    20年ぶりくらいに読む とってもおもしろい 大好きな作品でし

  • ファンタジー

    酒見賢一先生の訃報に接し、再読のために購入しました。 第一回ファンタジーノベル大賞作品だったと記憶しています。 装丁画の主人公が既に魅力的で、書店で見た瞬間にパッと購入したことを思い出したりしながら読み返しました。 およそファンタジーにはならないような女性の身体について、微に入り細に入り描かれていますが、 一切いやらしさがない、というところが秀逸なことと、キャラクターの描き方が立体的で話す声も 聞こえそうに感じます。 小説としては、確かに新人の荒削りな点もありますが、それも含めてこの小説の瑞々しさ、爽やかさ、だと思います。

  • アニメを先に見た人

    アニメ化された時にたまたま見て好きになって、ずっと忘れられずに頭にあった作品。 アニメよりももっと深く後宮や「たると」について書かれていてキャラクターも人間味があって生き生きとしていて面白かった。 アニメだともっと切なく感じていたけど、原作はもっと自由で、混沌としていてエンターテイメントだった。菊凶に関しては小説の方がいい、というか腑に落ちた。でもこんな大人向けの作品をアニメ化して落とし込んだのはすごい。タミューンはアニメと原作では全然違うが、どちらも好ましかった。 厄駘という無茶苦茶なヤツがかなりスパイスのように作品に効いていて面白かった。 原著を買って手元に置いておきたい気持ちが強くなった。

  • ハードなラノベ

    おもしろいような、おもしろくないような、よくわからない小説だった。 歴史書みたいな書き方で読むのが疲れるので、 もう一回読みたいという気持ちにはならない。 キャラクター達がなんとなくラノベっぽい。

  • 昔、アニメを見て

    作者が亡くなられたのニュースを見たときに読んで見ようと思って探しましたが、その時にはどこも売り切れでしたが、入荷したので購入しました。 リアルタイムでアニメを見たのみですので、記憶が曖昧ですが、たぶん原作に忠実にできてたんだな。と言った感想です。 あたかも実際に有ったかのような架空の描写が面白い作品でした。

  • 流行の後宮モノの源流となった歴史的傑作

    ずいぶん前にアニメ版を観てすごく感動し、いつか原作を読もうと思いながら時がすぎていたが、著者の訃報を聞いて思い立ちようやく読むことができた。いま後宮モノのライトノベルが次々に出版され、アニメ化されるなどかなりのブームになっているように思うが、その源流といわれる歴史的名作である。 アニメのさわやかなイメージとはやや異なり、生々しい性的な模写が多く驚いたが、物語やはり大変面白く一気読みした。特に物語後半の主人公の獅子奮迅の活躍ぶりには胸が躍る。

  • 若き日に唸った一冊、ふたたび。

    ろくに本を読まなかった中学生の頃、たまたま本屋で見つけたこちらを読み「これが小説か!」と唸った一冊です。実家もなくなり、単行本は今いずこ。便利な時代ですね、酒見賢一さんの訃報を受け、突如ふたたび読みたくなってキンドル版を購入しました。うーむ。やはり「これが小説か!」と。素晴らしい作品です。

  • 昔読んだときは本当に面白かったけど

    大賞受賞された当時に読んだ感想では、面白かった。 なのに、今読んだら、「げ、ただのエロじゃん」っていう感想になった。 私の心が汚れてしまったのかなあ。 後宮ならではのネチネチしたやりとりがないまま正妃が決まる。 乱がおきるのですが、大河ドラマチックな面白さ、っていうのがなくて、セックスして種残して終わり。 まあこんな感じでした。 文体は、司馬さんとか、宮城谷さん、+夢枕獏さん的な禅問答、です。 ストーリーに起伏がないのに、どこが楽しかったのかな。。。 大仰なんだけど中身がない雰囲気小説って感じでした。

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