日本の文学賞

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乙女の密告

芥川龍之介賞

乙女の密告

赤染晶子

アンネ・フランクをめぐる授業と女子学生たちの関係を通じ、言葉、記憶、密告の重さを描く小説。知的な構成の中に、集団の空気と個人の孤立が鋭く浮かぶ。

記憶言葉密告

作品情報

乙女の密告は、赤染晶子の受賞作として刊行形態でも確認できる作品です。

乙女の密告は、新潮社から刊行が確認できる赤染晶子の作品。受賞歴と書誌情報を合わせて読むことで、同時代の文学賞が評価した題材や語り口を追える。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2010-07-01
ページ数
121ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784103276616
ISBN-10
4103276614
価格
1320 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

第143回(平成22年度上半期) 芥川賞受賞

レビュー

  • いいです

    妻ように購入しました。喜んでました。

  • ユーモアとシリアスと

    主人公は外国語大学の学生 大変にひょうきんで愛らしいドイツ語のスピーチゼミを担当する教授と「アンネの日記」 そして乙女と呼ばれる学生の達の中で物語は進行していく 私個人は「アンネの日記」を名前だけで読んだことはないが、アンネが密告の中でナチスに捕えられた事実と 噂が飛び交う乙女たちの世界・・・・ これらがよくリンクして大変に完成度の高い作品で ドイツ語の教授がユーモラスで笑いながら読めたのも大変によかったです

  • 良くも悪くもある

    いつの時代の小説かと戸惑ってしまうが、一応現代を舞台にしている。 少女趣味の部分は、作者のユーモアだと受け止めて目を瞑ることにして読んだ。 作者自身、「血反吐を吐いて」取り組んだのは最後まで読めばわかる。 審査員票を圧倒的に獲得しての受賞だそうだが、小川洋子好みの小説だ。 審査員が小説を書くのに向いていたとしても、新人の小説を見る目には疑問を感じる。 この作者は文学界新人賞出身者だ。 きな臭いのは、中には実力で受賞している者もいるが、 早稲田大学出身者、京都出身、外国人、親が作家などコネを優先に受賞者を輩出していると、ネットで騒がれていることだ。 会社だったらコネ入社もありだろう。純文学は実力の世界だというのは、幻想になってきている。 まさかなあと、信じたくなかった。統計的にそうなってるだけだと考えることもできる。 だが、今回の受賞者は京都出身者。疑惑は深まる。純文学の世界は腐敗しきっている。 文学関係者は、水面下で膨らんでいく世論にどう答えるのか。 受賞作が批判されていても、ノイズと見なして無視されてきている。 そろそろ読者を舐めるのもいい加減にした方がいいだろう。 過去の芥川賞受賞作のレビューを読むと、 いまや、無名の新人をプロデュースするだけの賞に成り下がっているのに気づいている人も増えているようだ。 実力があって黙っていても売れる作家には与えられない賞か。 もっと実力のある人を受賞させてお披露目できないのか。

  • さわやかな文体?

    この文体は驚き。そして、それが醸し出す、雰囲気をどう表現すればいいのだろう。 一つの文学的世界が完成している。 これが30代前半の作とは!

  • 何を感じていいのかも分からなかった

    頭がおかしくなりそうだった。 危うい年ごろの人間が持つ、危うさを追体験してる感じ。

  • 本は美品、届くのが、早かった。

    届くのが早く驚きました。本も美品で満足です。

  • ドイツ語のスピーチコンテストの暗唱の部の課題テクストは、「アンネの日記」の「1944年4月9日、日曜日の夜」だった。

    バッハマン教授はいう。「乙女の皆さん、血をはいてください。そして死ぬ気で生きるように。」 アンネが本当に望んだものは何か? 私たちは考え続けながら、アンネを忘れずに、生きていかなければならない。第二のアンネを決してうまないように・・・

  • お話としてはおもしろかったです。

    でも、なんでドイツ語学科で「アンネの日記」? そこが一番リアリティーを感じません。 アンネの日記はオランダ語で書かれたのでは? しかもユダヤ人に対する加害者側のドイツ人の先生がなぜに第3国の日本でアンネの日記? 日本に置き換えれば、戦時中の韓国朝鮮の方が書いた文章を日本語に翻訳したものを、 ドイツの日本語学科で読んでいるようなものですよね。 (擬似)リアリティーのなかのフィクションは面白いものですが、この本はその辺の説得力がありません。 ただ、タイトルにも書きましたが、お話としては読みやすくよくできています。

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