作品情報
石田三成は、何を考えていたのか。
新潮社から2019年に刊行された歴史小説で、第8回野村胡堂文学賞受賞作。『小説新潮』掲載作をもとに、石田三成の姿を新たな主役として描き出す。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2019-07-18
- ページ数
- 394ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 14.1 x 2.6 x 19.7 cm
- ISBN-13
- 9784103527114
- ISBN-10
- 4103527110
- 価格
- 1980 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
石田三成は、何を考えていたのか? そこに「戦国」の答えがある! 秀吉の配下となった八人の若者。七人は「賤ケ岳の七本槍」とよばれ、別々の道を進む。出世だけを願う者、「愛」だけを欲する者、「裏切り」だけを求められる者――。残る一人は、関ケ原ですべてを失った。この小説を読み終えたとき、その男、石田三成のことを、あなたは好きになるだろう。歴史小説最注目作家、期待の上をいく飛翔作。
レビュー
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面白い小説でした。
中々おもしろい小説でした
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読みやすく面白かったです
面白かった。文章も読みやすく惹きつけられます。けど石田三成のスーパーマンぶりはちょとどうかなとも思いました。そこまで読み切っていたのに、加藤 福島もうまく機能せず他のものたちもなんだかんだいって徳川にくみして忠義はあるあるといいながら大坂の陣で馳せ参じることもなくおわっている。結果ありきのものにどう話を当てはめるかになってしまうがちょと無理があるのかなと感じました。私は司馬遼太郎先生の影響がつよくて、結果として徳川方について豊臣を滅ぼしてしまったそれまでの過程や行動をみるに三成たち文官への反感を巧みに家康にあらつられて、内部分裂がおき気がつけば誰も逆らえなくなっていたようにかんじます。綺麗なお話ではあって面白かったけど、ちょとどうなんかなとおもってしまいました。
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面白い
晩年の秀吉から家康が天下をとったくらいまでの時代を中心に秀吉の配下というか重鎮の7人半生を描きつつ、三成像を描いている。読んで損はない。
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唸りながら読み終えた
映画スクリーンを見ているように、吸い込まれました。傑作です。
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話の作り方が面白い
賤ヶ岳七本槍と呼ばれた人たち、一人ひとりの物語を描き、最後にすべてを結びつける。 全員が素晴らしい人に描かれてて感動しました。 石田三成も美化されてて良かったです。
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佐吉が、哀しい。でも爽やかな読後感。
読んでいる途中は悲しくて哀しくて、辛かったのですが、読み終わると表紙の絵のような心持ちになりました。
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説明が分かりづらいところがある
面白いけど、合戦シーンとか組み合うシーンがイマイチ説明がピンとこない。 例えば中入りの説明で、「中入りとは敵の拠点を超えて突き進む、一か八かの戦法である」とあるが、情景が思い浮かばない。 Googleで調べると、「「戦国 中入り(なかいり)」とは、戦国時代の軍事用語で、敵の陣営や領地の奥深くへ別動隊を潜入させる作戦を指します。」とある。 分かりづらい説明のたびに詰まってしまう。話としては面白いのに。
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八本目の槍は孤高の武将
●大名への出世を目指す者、いい女との出会いを模索する者、仲間たちの一人でいたかった者・・・など、 本書は七人の武将「賤ケ岳七本槍」を主人公にした連作短編集である。彼らは戦国の世であったから出会 えた仲間なのだが、その仲間との友情も絆も断ち切らざるを得ない”友情と打算”の入り混じった世でもあ る。 各章ではそれぞれの槍の苦悩する姿が活写されていて、心を揺さぶる迫力だった。甚内の男の純情に共 感を抱き、また蟻のなかに紛れ込んだ孫六の不条理な運命に喪失感と無力感のため息をもらす。 七本槍の物語には一度も主人公として登場しなかった佐吉だが、著者は全編を通して真の姿を描いてい る。今日を生きる者の中で、ただ一人日本の未来を見つめていた孤高の勇士である。鴻鵠の志を有する佐 吉は「八本目の槍」にふさわしい武将だった。
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