日本の文学賞

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箱とキツネと、パイナップル

新潮ミステリー大賞

箱とキツネと、パイナップル

村木美涼

村木美涼のミステリー。両親を失った女性が、奇妙な町とお稲荷様のような存在に導かれながら、箱、キツネ、パイナップルという謎めいた要素の意味へ近づいていく。

ミステリー家族喪失不思議な町

作品情報

箱とキツネとパイナップルが、喪失を抱えた物語の鍵になる。

新潮社から刊行された第6回新潮ミステリー大賞優秀賞受賞作。家族の喪失と不思議な土地をめぐる謎を、柔らかさと不穏さのある語りで進める。

レビュー要約

  • 童話のような奇妙さとミステリーの仕掛けが同居する点が読者の関心を引いている。題名の不思議な三要素が物語の中で意味を帯びていく過程が楽しまれている。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2020-01-30
ページ数
336ページ
言語
日本語
サイズ
13.2 x 2 x 19.1 cm
ISBN-13
9784103530916
ISBN-10
410353091X
価格
1760 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

ようこそカスミ荘へ! 愛情と秘密にあふれた日々をあなたにお約束します。大学を卒業し、引っ越した先はレトロな名前の一見普通のアパート。だけど、しょっちゅう届く大家の回覧板メールに、個性豊か過ぎる住人たち、更に怪現象が続き、新生活はのっけからてんやわんや。しかも、お稲荷様に祟られているなんて、一体ここはどうなってるの!? 新潮ミステリー大賞選考会を紛糾させた話題作が登場!

レビュー

  • 構成が甘い

    文体がふわふわしているせいで、何が起きているのかが理解しづらい。 ラストに一気に話が進むものの、それまでの展開に惹きつけられる要素が薄い。

  • 問題ございません。

    問題ございません。

  • まことに不思議な読後感。

    新潮ミステリー大賞優秀賞受賞作品。「回覧板とバスケットシューズ」「コンビニとハイヒール」「立て札と目玉焼き」「桃と玄関チャイム」「分電盤とジョギングと、パイナップル」5話収録の連作短編集。同じアパートの豊かなキャラの住人との交流を軸に、住まい周辺の謎が描かれる。こんなアパートに住めたら面白そう。最大の謎の真相が明らかになり、読み終えたときに感じた不思議な読後感。こういう感覚、好きです。

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