日本の文学賞

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ともぐい

直木三十五賞

ともぐい

河﨑秋子

山奥の小屋で犬と暮らす猟師・熊爪を軸に、獣との距離と孤独の濃さを描く長編。

狩猟自然孤独北海道

作品情報

山の孤独が、獣との距離をあぶり出す。

新潮社刊。山奥の生活と獣の気配を通じて、極限にある人間の姿を追う直木賞受賞作。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2023-11-20
ページ数
304ページ
言語
日本語
サイズ
19.1 x 13.2 x 2 cm
ISBN-13
9784103553410
ISBN-10
4103553413
価格
1925 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

第170回直木賞受賞作! 己は人間のなりをした何ものか――人と獣の理屈なき命の応酬の果てには 明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化……すべてが運命を狂わせてゆく。人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、河﨑流動物文学の最高到達点!!

レビュー

  • 圧巻です

    今まで、賞を取った本にお金と時間の無駄だったと裏切られることが多かったけれど、この本は本当に凄い本だと思いました。 こんな本書ける人素晴らしいと思いました。 文章に無駄がなく、人物描写も雰囲気がでているし、何よりも迫力があり全くかけ離れた人物なのに自然と感情移入して夢中になって読んでいました。 他の本も読んでみたいと思いました。

  • 圧倒的な記述

    一部回りくどく、冗長な表現に思うところもありましたが、物語を前に進める力強さ、ザラザラあるいはゾッとするような質感の表現、実際に五感で感じているかのような記述は、これまで読んできた中でも、圧倒的な凄さでした。

  • 良い

    面白い

  • 大賞本を読みたかった

    どういう本を書くのか知りたくて手に取りました。個人個人の好みなのでしょうが、私としてはそんなに感動はしなかったです。ただ色んな分からないことが沢山あって、書く人は知らないと書けないから凄いなあって思いました。大したレビューが書けなくてすいません。

  • ワンちゃんかわいい

    前に読んだ肉弾よりずっと文学寄りの作品で、これが直木賞として評価されるのは分かるが、私は肉弾の方が興奮できたので高い評価をつけたい。 没入できなかった一番は、主人公である熊爪の心象は(難解だが)最後分かってくるのだが、陽子のことが全く理解できず途方に暮れてしまったことか。 物語としてのクライマックスは赤毛との戦いであろうが、それを経た後の顛末が作者の主題であるような気がする。熊爪のそれは読めたが、陽子は読めなかったということである。 なんにせよ、とにかくワンちゃんが健気で実に可愛いのである。

  • 生と死の狭間

    冒頭から狩りの生々しい描写に圧倒される。映像化や匂い、音や気配が眼前に立ち現れる臨場感が凄まじい。 そして、生と死の狭間であがく人間の生き様がひたすら眩しい。 文明化が進み、自然と隔絶された都市に生きる私達人間も、遥か昔は当たり前のようにこうして生きていたのだろう。そして、ラストの衝撃にぶっ飛ばされる。

  • おすすめです。面白い!

    久しぶりに読んでいて、引き込まれて行くような。電車の中や、眠れない時など、、、余計眠れなくなりますが、、(笑)

  • リアルな表現

    とてもリアルな表現に女性作家の表現力に驚きました。欲を言えば最後の締めが物足りなく感じました。

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