日本の文学賞

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散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道

大宅壮一ノンフィクション賞

散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道

梯久美子

硫黄島守備隊を指揮した栗林忠道の実像を、家族へ宛てた手紙を軸に描くノンフィクション。玉砕を禁じた指揮官の姿を、戦場の記録と私的な言葉からたどる。

硫黄島栗林忠道戦争記録ノンフィクション

作品情報

家族への手紙から、硫黄島の指揮官の孤独と覚悟が立ち上がる。

梯久美子の代表的ノンフィクション。栗林忠道が妻子に宛てた手紙や訣別電報などを通じて、硫黄島の戦いと指揮官の人物像を描く。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2005-07-28
ページ数
244ページ
言語
日本語
サイズ
19.8 x 14.2 x 2.2 cm
ISBN-13
9784104774012
ISBN-10
4104774014
価格
1485 JPY
カテゴリ
本/歴史・地理/日本史/一般/日本史一般

2006年大宅壮一ノンフィクション賞を圧倒的評価で受賞!! 文章の品格、構成の的確さ、抑制のきいた表現。 各紙誌絶賛の傑作。 硫黄島で米軍を最も怖れさせた指揮官は、家族に手紙を送り続けた父でもあった——。 絶海の孤島・硫黄島で、総指揮官は何を思い、いかに戦ったのか……。妻子を気遣う41通の手紙。死にゆく将兵を「散るぞ悲しき」とうたった帝国軍人らしからぬ辞世。 玉砕という美学を拒み、最期まで部下と行動を共にした指揮官のぎりぎりの胸中に迫る。いま、日本人を考えるための必読書。

梯久美子(Kakehashi Kumiko):1961(昭和36)年、熊本県生まれ。北海道大学卒業後、フリーライターとして、新聞、週刊誌などで数多くのインタビューや取材記事を手がける。『AERA』誌「現代の肖像」欄では、レギュラー執筆陣の一人として人物ルポルタージュを執筆。書籍の編集も手がけ、吉本隆明氏の『ひきこもれ』『超恋愛論』(大和書房)では聞き書きを担当した。本書は初の単行本である。

レビュー

  • 感謝

    素早く届き価格も抑えてあり感謝します

  • 全ての当事者に伝えたい

    誰もが読むべき1冊だと、うーん思う その辛さは、想像に耐え難い 戦争なんて 誰に幸せを与えるの?

  • 栗林忠道中将は日本が誇れる軍人でした!

    硫黄島玉砕は歴史で学んだが、総指揮官が栗林忠道中将であり、かくも米国が誇る海兵隊に大きな犠牲を与えた名将校であり、多くの手紙を通して、家族や部下達への熱い思いやりが伝わる良い本であると感じました。同時に、参謀本部の戦略の失敗で敗戦したこともよく理解できました。米国軍が尊敬した日本軍人栗林中将をもっと知るべきでした。

  • 戦争をしない努力を

    私達の先輩方が時代の為にとても惜しい亡くなり方を余儀なくされた事を知ってもらいたい。知れば、いかに私達の時代が恵まれているかを知る

  • あるべき上司はどんな人かを考えさせられました

    硫黄島の戦いで戦死した陸軍大将・栗林忠道について書かれています。「国の為重きつとめを果し得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき」は、この世を去る覚悟が読まれているものです。当時の日本軍は、勝ち目の無い戦いを強いられ、最後は破れかぶれのバンザイ攻撃一辺倒でしたが、栗林大将は地上対地下の激烈な接近戦を考え実行、アメリカ軍より敬意を払われた素晴らしい軍人です。あるべき上司はどんな人かを考えさせられました。

  • ふたつの硫黄島

    私の故郷にも硫黄島(いおうじま)という島があります。 晴れた日には本土からも見ることが出来ます。 この島を見て、「あの島で凄惨な戦いが行われたんだなあ…」と感慨深げに言う方がよく居ます。 もちろん、太平洋戦争中に凄惨な戦いがあったのは、東京都小笠原諸島の硫黄島(いおうとう)です。 あまりにも日本の過去の過ちを知らない日本人が多過ぎる。 本書にも書かれてありますが… 「栗林はアメリカを最も苦しめた男として日本よりむしろアメリカで有名なのである」 日本人が過去の過ちを学び反省し、二度と同じ道を歩まない…とするために必要な本の一冊だと思います。

  • 本でよみたくなった!

    ビデオを見て感動!本でも感動をいただきたく購入しました。

  • 彼の悲惨な運命を憂います。

    いかに戦場下とはいえ.可哀そうですね...この本を通じて.当時の日本の稚拙極まりない統治環境が勘案され. 同じ日本人として悲しくなる本でした。当時に政治家,高級軍人の全ての方々に『組織論』『マネジメント』等の 勉強を徹底しておけば....

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