日本の文学賞

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梯 久美子

かけはし くみこ

Kakehashi Kumiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1961-09-15 (熊本県熊本市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
熊本県熊本市(出生) → 北海道札幌市(育ち・長年の居住) → 東京都(在住歴あり)

経歴

職業
ノンフィクション作家, 編集者, ライター
活動期間
1984年〜
影響を受けた人物
丸山健二

学歴

北海道大学文学部
文学部 / 国文学科
期間: 〜1984
卒業年: 1984
国: 日本
在学中にラジオ局でのアルバイトなども経験

受賞歴

大宅壮一ノンフィクション賞
2006
対象作品: 散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道
主催: 大宅壮一賞選考委員会
結果: 受賞
読売文学賞(評論・伝記賞)
2017
対象作品: 狂うひと─「死の棘」の妻・島尾ミホ
部門: 評論・伝記
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
講談社ノンフィクション賞
2017
対象作品: 狂うひと─「死の棘」の妻・島尾ミホ
主催: 講談社
結果: 受賞
芸術選奨 文部科学大臣賞
2017
主催: 日本芸術文化振興会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 硫黄島守備隊を指揮した栗林忠道の実像を、家族へ宛てた手紙を軸に描くノンフィクション。玉砕を禁じた指揮官の姿を、戦場の記録と私的な言葉からたどる。

    家族への手紙から、硫黄島の指揮官の孤独と覚悟が立ち上がる。

    244ページ
    硫黄島栗林忠道戦争記録ノンフィクション
  1. 島尾敏雄の『死の棘』に描かれた妻、島尾ミホの生涯と創作を、日記、手紙、草稿、関係者取材からたどる評伝。夫婦の神話化された関係を解きほぐし、ミホ自身の作家性と苛烈な生を前景化する。

    『死の棘』の向こう側にいた女性を、資料と証言から読み直す評伝。

    672ページ
    島尾ミホ島尾敏雄評伝夫婦関係女性作家

作品

代表作

散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道

2005年 ノンフィクション(戦史・伝記)

硫黄島をめぐる戦史と栗林忠道中将の生涯について、取材と資料を基に再構成したノンフィクション。

戦争記憶指導者の葛藤
翻訳
  • 英語などでの紹介あり(詳細は版ごとに異なる)

狂うひと─「死の棘」の妻・島尾ミホ

2016年 ノンフィクション(評伝)

島尾ミホという一人の女性の生涯を通じて、文学と私生活の交錯、家族の記憶を描く評伝。

文学史家族精神と創作

やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく

2025年 ノンフィクション(伝記)

やなせたかしの生涯を辿り、アンパンマン誕生の背景や創作の軌跡を記す伝記的ノンフィクション。

伝記子どもの文化創作の背景
映像化・舞台化
  • [朗読(ラジオ)] 戸田恵子が読む、梯久美子『やなせたかしの生涯』 (2025)

全著作

  • 散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道(新潮社、2005)
  • 世紀のラブレタ-(新潮新書、2008)
  • 昭和二十年夏、僕は兵士だった(角川書店、2009)
  • 狂うひと─「死の棘」の妻・島尾ミホ(新潮社、2016)
  • やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく(文春文庫、2025)

作風・主題

文体
事実に基づくルポルタージュ的手法丁寧な取材と資料の再構成平易で読みやすい語り口
頻出モチーフ
戦争と記憶個人史と公的史の交錯家族とトラウマ

評価・遺産

戦史や伝記を中心に幅広い取材に基づくノンフィクション作品を多数執筆。大宅壮一ノンフィクション賞や読売文学賞など主要な賞を受賞し、現代日本のノンフィクション界で高い評価を得ている。

豆知識

  • 熊本市出身、5歳から札幌で育つ。
  • 北海道大学文学部卒業後、サンリオに入社して編集者を務めた経歴がある。
  • 趣味は鉄道旅行で、廃線紀行の著作もある。
  • 代表作に『散るぞ悲しき』『狂うひと』など。