作品情報
雲と風とは、永井路子の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。
雲と風とは、永井路子の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。日常の気配や記憶を凝縮し、短い表現の中に時間の厚みを宿す。
書籍情報
- 出版社
- 中央公論新社
- 発売日
- 1987-05-01
- ページ数
- 341ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784120015816
- ISBN-10
- 4120015815
- 価格
- 761 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第22回(1988年) 吉川英治文学賞受賞
レビュー
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「評伝」として読むことをおすすめする
「小説」なのか?「評伝」なのか? 「小説」として読むと、戸惑う。 だから、「評伝」として読むことをおすすめする。 そうすれば、著者が資料を読み込んでいることや、歴史に対する洞察の深さがすんなり入って来る。
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きれいな本でした
きれいな本でした。
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やや散漫な感じ
最澄と桓武が交互に出てくるためか全体的に散漫とになり、惹句の「伝教大師最澄の生涯 」に対する掘り下げた記述に弱い。結果最澄の人間的魅力とまたその教義・思想の時代に与えた衝撃が伝わってこず平板な歴史物語を見るようである。大学のゼミに通い、資料を舐めるように読んだという話とは別の次元の話で、やや期待はずれ。
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古くて焼けていましたが、未使用の美本でした。
亡くなられた、永井路子さんの追悼の意を込めて、まちライブラリー@岩出山で展示しています。
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最澄と桓武、智顗、空海との関わり
女流作家である著者の描く文字が繰り出すリズムと、当たり前から疑いの目を向ける視点と視座にまず好感が持てた。 真理を追求する仏教観と最澄の人柄を知りたかった為本書を手にしました。 読み進めるうちに、桓武の輝くオーラと智顗の止観の精神にのめり込んでいき、仏語は難しくもあるが、調べながら、仏教の歴史やそれを取り巻く人物の世界観も知識として得ることができ、軽快に面白く楽しく読了いたしました。 著者執筆者の他の書籍も読んでみたいと思います。
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さいちょうの
最澄の話は何時出てくるのか思うぐらい最澄の話は短かった。
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率直な著者の姿勢に、尊敬の念を抱く。
最澄は空海に比べて地味で目立たないが、自分は最澄の生真面目さに好感を持つ。人間ばかりでなく、動植物や自然に「仏性」がある思想は心に響く。この思想を見直さなければならないほど、現在から未来に繋ぐタスキが途切れてしまう危機的な世界情勢だと思う。著者の率直な取材や史料の読み込みの姿勢が、冷静な筆致に息づいてあり、最澄に対する印象が強まるきっかけになった。
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読後感
最澄の生涯が、桓武天皇の即位から崩御までと、嵯峨天皇へと続く時代背景を基に描かれていました。奈良時代から平安時代に移る歴史の流れが、当時の政界と仏教界の動きを通じて垣間見ることが出来る良い作品だと思いました。
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