ヒュレーの海 (ハヤカワ文庫 JA ク 6-1)
文明が崩壊し、人類が生体コンピュータ化した未来を舞台に、地下都市で育った少年と少女が本物の海を探し始める。地球の記録媒体化という設定の中で、喪われた自然への憧れを描くポストサイバーパンクSF。
作品情報
失われた海を探す少年少女の、ポストサイバーパンクSF。
第4回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。地表を覆う“混沌”によって世界が崩壊し、地球が巨大な記録媒体となった未来。下層民の少年ヴェイと少女フィは、偶然見つけた映像を手がかりに本物の海を探す約束をする。記憶と技術のはざまで、失われた自然へ向かう旅を描く。
書籍情報
- 出版社
- 早川書房
- 発売日
- 2016-11-22
- ページ数
- 416ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.6 x 15.7 cm
- ISBN-13
- 9784150312534
- ISBN-10
- 4150312532
- 価格
- 783 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
"混沌(ケイオス)"が地表を覆って世界が崩壊し、地球が巨大な記録媒体"地球の記録(スフィア・ドライブ)"と化した未来。身体を生体コンピュータ化した人類は、地球の記憶から技術(データ)を発掘(サルベージ)し文明を延命させていた。序列第三位国家イラの下層民が住む地下都市(ボトム)で育った天才発掘屋(サルベージャー)の少年ヴェイと少女フィは、偶然発見した昔の映像に惹かれ本物の海を探す約束をする。それは二人の幼年期の終りへの第一歩だった──第4回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。カバーイラスト/Jakub Rozalski
レビュー
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日本一難解なSFだと思う
日本一難解なSFだと思う。 というか、イーガンより難しいから、世界一難しいSFなんじゃないだろうか。 人間が生身をもたず、情報として存在する時代の物語である。 この人間たちのハードウェアが何なのかよくわからないけど、 あいまいな書き方じゃなくて、ちゃんとハードウェアを意識した書き方がしてあって、 作者はこの難解な物語でいっさい逃げてないので。 まあ、たぶん、ハードウェアはヒュレーの海なんですけど。 我こそは本格SF読みという人、ぜひ挑戦してみてください。その価値はあります、
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プログラマ的世界観とかの評を覚えていたので読んでみる事に。
ギルド内で話が進む前半は面白かった、確かにサルベージの描写とか人の変容がプログラミング的で親しみが出たが、 生命の発生から人類についてとか、クロノ=ソールの正体とかちょっと予想外の方向でびっくり。 まあ、ラノベだから良いかな。 でも、この作品は好みの方向なので、次作が楽しみ。
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練られた世界観とそれに没入させてくれないキャラ造形
上質なsf世界に、違和感しか感じない一昔前のラノベキャラ。量子物理学、生命科学、哲学エトセトラ。とてもよく世界が考察されているだけに、キャラとのギャップがすさまじい。
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読む価値はあると思います。
難しい内容もありますが、 コンピュータ科学、人工知能を学んでいる自分にとっては、とても興味深く、面白いと感じました。
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ハードと聞いて読んでみましたが
キャラクター小説調でした。 なんか能力バトルみたいなのもやりだします。作家さんの着想の根っこがSFより漫画やらアニメにあるのではないでしょうか。 説明口調の語りも気になります。 最後まで読めはしたので☆3です。
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こどもむけ、です。
表紙に惹かれて、本屋で購入しました。 こどもむけ、です。 設定の詳細な説明は、好きな方もいるかもしれません。 ストーリーは、orzな人向けです。 とても、大人の鑑賞に堪えないです。 暇なこどもの方に、はおすすめです。
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ものすごく面白い物語なのですが、読みにくい…。
ものすごく面白い物語なのですが、読みにくい…。 SFは大好きで、色々な用語にも慣れているつもりではあるのですが、日本語の用語にことごとく英語系のカタカナのルビが振られていて、それに気を取られて物語のリズムに全然乗りきれないのです。 それプラス、主人公の一人のフィがまだ子供すぎて、口調が子供子供すぎるのでもやもや。 とてもいいストーリーで大好きなのですが、その2点が残念です。
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これは良いラノベ
硬派なSFとして読むとがっかりするかもしれませんが、ロボットモノのライトノベルとして読むとキャラクターの造形も疾走感のある展開もとても良いです。15年前に電撃文庫から出すべきでした。
関連する文学賞
- ハヤカワSFコンテスト 第4回(2016年) ・優秀賞