作品情報
湿地の静けさの奥で、事件が息をひそめる。
早川書房から刊行されたディーリア・オーエンズの長編の日本語版。自然の描写と不審死事件が重なる。
書籍情報
- 出版社
- 早川書房
- 発売日
- 2020-03-05
- ページ数
- 512ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-13
- 9784152099198
- ISBN-10
- 4152099194
- 価格
- 2665 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
この少女を、生きてください。 2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位! 全世界1000万部突破、2019年・2020年アメリカでいちばん売れた本 泣いたのは、森で一人ぼっちの彼女が、自分と重なったからだ。──同じ女性というだけで。島本理生氏(小説家) ずっと震えながら、耐えながら、祈るように呼んでいた。小橋めぐみ氏(俳優) 素晴らしい小説だ。北上次郎氏(書評家、早川書房公式note流行出し版「勝手に文庫解説2」より) ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。 6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。 以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。 しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく…… みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。 ★★★書評・ご紹介★★★ 「目利きが選ぶ3冊」日経新聞夕刊 2020年3月19日付★5(北上次郎氏) 「本よみうり堂」讀賣新聞書評 2020年4月5日付(宮部みゆき氏) 「今週の本棚」毎日新聞書評 2020年4月18日付(仲俣暁生氏) 産経新聞書評 2020年4月28日付(新田啓子氏) 「ダ・ヴィンチ」2020年4月号(3月6日発売)「4人のブックウォッチャー絶対読んで得する8冊」ご紹介(山崎まどか氏) 「ダ・ヴィンチ」2020年4月号(3月6日発売)「注目の新刊」コーナー 「週刊文春」2020年3月12日号「ミステリーレビュー」★4.5(池上冬樹氏) 「渋谷のラジオ」渋谷の柳瀬博一研究室 2020年3月18日(柳瀬博一氏) 「ミステリマガジン」2020年5月号(3月25日発売)「勝手に文庫解説2」(北上次郎氏) 「本の雑誌」2020年4月号(3月10日発売)「ミステリー春夏冬中」(宇田川拓也氏) 「Post Book Review」週刊ポスト 2020年4月19日発売(鴻巣友季子氏) 「週刊新潮」2020年4月23日発売号 書評欄(佐久間文子氏) 「北上ラジオ」第13回Presented by 本の雑誌社 2020年3月11日(北上次郎氏) 「基本読書」2020年3月9日(冬木糸一氏) 読書メーター「週間おすすめランキング情報 Vol.375」小説部門第1位 「Realsound」bookカテゴリ「山崎まどかの『ザリガニの鳴くところ』評:多くの問題を内包する大ベストセラーの魅力」2020年3月16日(山崎まどか氏) 「文学Youtuberベル 2ndチャンネル」 2020年4月20日「本・雑誌が7冊も! 3月分 #のベルズ プレゼントを紹介します! 」Youtube(文学Youtuber ベル氏) 「BIRDER」2020年5月号 書評欄 ★★★早川書房公式note★★★ ザリガニはどこで鳴くか~北上次郎の早出し版「勝手に文庫解説2」(書評家・北上次郎氏)2020年3月4日 きっと、あなたのための本──『ザリガニの鳴くところ』レビュー(梅田 蔦屋書店・河出真美)2020年3月5日 ザリガニの鳴くところに思いを馳せて──『ザリガニの鳴くところ』訳者あとがき(翻訳家・友廣純氏)
ジョージア州出身の動物学者、小説家。ジョージア大学で動物学の学士号を、カリフォルニア大学デイヴィス校で動物行動学の博士号を取得。ボツワナのカラハリ砂漠でフィールドワークを行ない、その経験を記したノンフィクション『カラハリ──アフリカ最後の野生に暮らす』(マーク・オーエンズとの共著、1984年)(邦訳は1988年、早川書房刊)が世界的ベストセラーとなる。同書は優れたネイチャーライティングに贈られるジョン・バロウズ賞を受賞している。他にも,動物にまつわるノンフィクションであるThe Eye of the Elephant、Secrets of the Savanna(ともに共著)を発表。また、研究論文は《ネイチャー》誌など多くの学術雑誌に掲載されている。現在はアイダホ州に住み、グリズリーやオオカミ、湿地の保全活動を行っている。69歳で執筆した本作が初めての小説である。
レビュー
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友達に貸したら手元に置いておきたいと別に買われました
これは本好きのかたは是非読んでください 忘れられない一冊になります
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面白い!
面白くて、一気読みしました
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楽に読めた
和訳がとてもわかりやすく、楽に読めた。
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本棚に入れておきたい物語
図書館で借り、一気読み。 海外の本は、翻訳の妙とか異文化に、どうにも没入できなくて苦手意識がありました。 が、こちらの本はその世界にスッと入らせてもらえて、心地よくなります。田舎の自然のなかで暮らす少女の物語であるうえにミステリーでもあると言う不思議。 本棚に入れたい一冊となりました。Kindleですけれど。
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読んだ方が良い
感情移入も出来ます。ストーリーもよくハラハラドキドキします。
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読んでよかった
自然と動物の描写が秀逸。 孤児になった湿地の少女カイアがひとりぼっちで生きていく。 その過程が丁寧に描かれていて、隣で暮らしぶりを観察しているような気持ちになります。 「大草原の小さな家」シリーズが好きな人に刺さると思います。 「大草原〜」のローラは温かい家族に恵まれていましたが、カイアは孤独。 苦労が絶えない中、少しずつ自立し、成長し、恋に落ちます。 強く凛とした野生の少女の成長譚を読めて、幸せでした。
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そんなに感銘は受けない印象
湿地の描写とか、人間関係の複雑さなどは興味を惹いたけど、そこまで騒がれるほどにスゴい作品かな。。。と言う印象。英語で読めると、きっとまた違った感じなのでしょうが。。。 読後感としてイヤな気持ちにはならないのは◎ですね。
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オンディーヌ、の変奏となる秀作です
オンディーヌを読んだことがある方ならすぐにピンとくる構成です。 作者は沼地の専門家で沼地愛が半端なく、自然描写が素敵です。沼地というとドロドロビドビドの泥沼世界が頭に浮かぶんですが、そういう世界ではありません。緑豊かな汽水域に風が通って素敵な自然を感じます。この沼地の自然描写は読んでも完全には分からないから、原作をそのままに映像化した映画を合わせて観るのがオススメですね。原作読んでから映画を観ても、映画を観てから原作を読んでも、どちらでも得るものがあります。良い小説です👏👏
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