作品情報
大岡玲の『表層生活』は、受賞歴とともに読み継がれる小説。
都市的な感覚と内面の揺れを扱う大岡玲の小説。芥川賞受賞作として同時代の生活感覚を描く。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 1990-03-01
- ページ数
- 227ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163117102
- ISBN-10
- 4163117105
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
稀代の頭脳を持った人間嫌いの青年が、コンピュータを駆使して大衆を操ろうと企てた時……。現代を撃つ話題の俊秀の芥川賞受賞作
レビュー
-
少し古びてしまったかな?
当時の最先端テクノロジーをガジェットとして使っているので、なんだか古臭く感じてしまう。 けど、文章は素晴らしいし、計算機と呼ばれる何処か欠落している男の悲しみを描いていて切ない。 計算機の壊れた心や歪んだ部分についてはテクノロジーも何も関係なく、これは普遍的なテーマだと思う。 だから、読んでいて、あまりテクノロジーの部分における古臭さは気にならなかった。
-
1円という超安い価格でラッキーに思います。
購入した理由は、図書館で借りたこの本を紛失した為です。 千葉市の図書館の場合、紛失した場合はその本の定価の支払い又は同じ本の現物弁償(本の古い、新しいは問わず)となっています。 アマゾンで探したところ、1円プラス送料で案内されていたので注文しました。
-
コンピュータ、サブリミナル...
スッキリした終わり方ではないです。 私的には読みやすくて好きな作品でした。
-
時代に不適応な文科系人間の反科学技術アジテーション
何とかしてIT産業の非人間性を文学作品の中で証明しようとしてます。だか、現実には非論理、非理性的な人間=文科系人間こそが実際には性的に倒錯した犯罪を犯しています。オット私は両者を兼ね備えた文理系です。
-
不味い金太郎飴
どこを切ってもつまらない。 物語、文章、登場人物。なにもかもが魅力がない。故に本当につまらない。 当初カリスマ性のある人物として登場した”計算機”。 しかしまもなく平凡的な男だとわかる。 そこからもうそんな平凡的な男のどうしようもなくしょうもない話が永遠と続く。 最後に女が裸になって股を開いて登場する。あれは一体何だったのか? 物語全体が継ぎ接ぎで一体何に向かっているのかさっぱりわからない。
-
ひどい
タイトルと装丁(表紙の写真)に釣られて読んだが 酷い作品の多い芥川賞の中でも類稀なほど酷い小説だった。 頑張って半分まで読んだ頑張りも空しくなるほど。 内容も、文章も、浅く拙いです。 どういう基準で賞をあげたのか疑問。
-
文字通りの表層生活。
言葉が無い。余りに表題通りだから。大学院出の当然ハイソサイエテイーでなければならない人種なのに、軽すぎる会話。中味がない。空理空論が、何処までも続く。”計算機”=コンピューターに関する雑知識が自慢らしいが、今見ればあまりに古すぎる、今では誰でも知っていること。下らない。もっと本質的なことがあると思いますけど、興味が無いのかこの方は。