作品情報
『水滴』は、受賞時の時代感覚と作者の関心が交わる作品。
『水滴』は、目取真 俊の作品として文学賞で評価された。受賞対象となった魅力は、題材そのものだけでなく、人物や場面を通して読者に余韻を残す構成にある。
レビュー要約
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題材の切り取り方と語り口に関心が集まる作品。読者には、人物の置かれた状況や作品が描く時代性を読み解く面白さがある。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 1997-09-01
- ページ数
- 188ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163172804
- ISBN-10
- 4163172807
- 価格
- 550 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
ある日、右足が腫れて水があふれ出た。夜な夜なそれを飲みにくるのは誰?──沖縄を舞台に過去と現在が交錯する、奇想天外な物語
レビュー
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購入して良かった一冊
予定日通りに届き、古本で購入しましたが汚れも無く梱包も丁寧でした
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新刊本のようでした。
汚れや落丁もなく満足でした。
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重い~
覚悟はしていたものの、読めば読むほど重い。 プレミアム価格で手に入れたのは、それなりに評価しているのですが・・・ 年齢を重ねるごとに読んでゆきたい作品かな? 沖縄言葉も難しいし、沖縄の歴史や文化に近づくにはまだまだ自分が力量不足。 追体験などどうしてできるかと、ハンマーで殴られたような読後感。 でも、また再読を繰り返してゆきたい作品です。
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問題ありません
全ページとも落丁もなく文字は鮮明でした。 栞も入っていて良かったです。
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不思議な感覚になる
生き残ったものの後ろめたさ、、、 こういう表現で描くのですね。 感心しました。
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沖縄の戦争の深い悲しみを感じる
悲しみの中で人の心のたくましさや明るさがある。
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注文してよかったです
迅速に発送してもらいました。梱包も丁寧で本の状態もきれいで申し分ありませんでした。また注文したいです。
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虚構世界への軽々とした飛翔
虚構への軽々とした飛翔が心地よい。徳正の寝室に現れる日本兵(この世のものではない)、といった場面を何の違和感もなく読み進めるのはやはり話が沖縄であるらしい、という事が大きい。なんだか自然がどんどん失われていく日本の中でこのような呪術的虚構世界を構築できるのは地方文学をもって他にないのではないか、と思ってしまう。文体が割合あっさりしている事にちょっと面食らった。読みやすく物語り世界に入るのに苦労することはなかったので結果的に文体は成功しているのだろう。極私的希望では虚構世界誘導型もっと亜熱帯じめじめ湿式のたくり単語文体といったあたりが読んでみたいのだがなあ。日本兵が徳正の足の指を舐めるシーンはエロチックで、これはこれでもっと書き進めばまた別の物語りになり、オキナワンエロチシズムといった新たな方面も創れてしまうのではないか。
関連する文学賞
- 芥川龍之介賞 第117回(1997年) ・受賞