作品情報
群れ飛ぶ蝶のように、秘密と謎が空を行き交う。
第8回松本清張賞受賞作。大正から昭和初期の空気を背景に、犯罪と人間関係の謎を描く。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2001-06-01
- ページ数
- 212ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163202402
- ISBN-10
- 4163202404
- 価格
- 2251 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
昭和十四年四月。危険思想とされた「新興俳句」への弾圧を背景に、自由を求める女流俳人の愛と苦悩を描いた、本格社会派サスペンス
レビュー
-
帯の煽りで損してる
第8回松本清張賞受賞作。 「本格社会派サスペンス」と帯に書かれていたが、 この煽りで相当損したんじゃないかと思う。 タイプで言えば、「新青年」で探偵小説といいながら、 奇想小説を書いていた作家のような感じの作風。 昭和14年という設定でありながら、現代の小説を読んでいるような 印象が最後までぬぐえなかった。 設定や、時代背景は丁寧に取材されていると思ったが、 言葉遣いだけでなく、やはり登場人物の人格に時代を感じない。 そこが残念だった。 主人公のひとり、久江のラストシーンは想像できない展開で、 非常に度肝を抜いた。実に美しい!
関連する文学賞
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