日本の文学賞

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イッツ・オンリー・トーク

文學界新人賞

イッツ・オンリー・トーク

絲山秋子

書籍情報

出版社
文藝春秋
発売日
2004-02-10
ページ数
181ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784163226309
ISBN-10
4163226303
価格
2251 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

第96回(2003年) 文學界新人賞受賞

レビュー

  • 一日で読んでしまいました。

    面白い 疲れないで一気に読めます。次が楽しみです!

  • テンポの良い文章

    絲山さんの本を初めて読んだが、軽く続く文章がとても心地よく、 他の作品も読んでみたいと思わせる作品だった。 部分部分、若干サービス過剰ではと感じるエピソードもあったが、 人と人、男性と女性の微妙な関わりをとてもうまく表現していると思う。 同時収録の「第七障害」は少女漫画のようなストーリーだが、面白く読んだ。 通勤のほんの少しの時間で読み切れてしまう文庫でここまで楽しめるものに久しぶりに出会った。

  • 落ち着いた作品

    昭和と平成を跨いで大人になった若者たちの生態を良く表した、落ち着いた作品です。

  • 意地悪なこと書きますが。

    意地悪なこと書きますが、なにかどこかで読んだことのあるような・・・。そんなこと言い始めたらキリがないのは重々承知してますが、元々こういう手触りの話を好んで読むほうではないので。以前読んだ山本文緒の「プラナリア」とかを思い出しました。若いアイドルがみんな同じに見える今日この頃、若い女性のこういう語りもみんな同じに見えるのでしょう。書評かなんかで知ったと思うのですが、頭ひとつという感じはしませんでした。読めない年齢になってるんでしょうか、個人的に。でも、「明日の記憶」になんか共感したくはないし・・・。40って、不惑のはずなんですけどね。

  • 湿っぽくなく簡潔で美しい

    蒲田に引っ越した女性がいろんな男とセックスをしたりしなかったりする話。セックスをあまり特別視していなくてカジュアルなところがいい。文体は湿っぽくなくて簡潔で美しい。出てくる男性は全員いいのだけど、中でも「痴漢」氏が好き。

  • 男に翻弄される女性

    男に振られ、引っ越しを機に、出会う変な男たち。いろんな男との交流を持つ主人公自身が、男に翻弄される自分を第三者目線で淡々見つめるところが面白い。

  • 力のある人 絲山秋子

    私にとってクセになる作家のひとりです。 人間を観察して人に寄り添う文章にし、病んで心の奥をヒリヒリさせながらも生きる力の見事さ。 くそたわけ! バカ者よ! の強いことばの中に絲山秋子ならではの涙を隠したこころが溢れているような気がします。 イッツ・オンリー・トークの中に近所に美味い豆腐屋を見つけてお母ちゃんと仲良くなり、銭湯でおばちゃんがばあさんのの背中を流してる風景を見た時、ああこの街に着て良かったと思った。 「おやすみ」と言ってアトリエを私が出ようとするとベッドの上で動かなくなっていた祥一が 「俺誰かにおやすみって言われたの久しぶりばい」 そっとドアを閉めた。 なんだか落ち着かなかった。 中の空気を掃除機で吸い出しながら私は3つ4つ嗚咽した。 こんな文章を絲山秋子は当たり前に市井で生きなければ書ける筈は無いだろうな!と思いつつ 村上春樹さんの本にもこの同じような文章を時に見つけるなァ~と想ったりするのですが。

  • 軽やか。

    分量が少ないので、内容の割には一気に読める本。2、3度読んでも面白い。周りに同じような人がいると理解しやすいかも。

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