TVJ
テレビ局を舞台に、メディアの熱気と危機管理をサスペンスとして組み上げる長編ミステリー。閉ざされた現場で人間の判断が追い込まれていくスピード感が魅力である。
作品情報
『TVJ』は、五十嵐貴久の作風が凝縮された受賞作。
テレビ局を舞台に、メディアの熱気と危機管理をサスペンスとして組み上げる長編ミステリー。閉ざされた現場で人間の判断が追い込まれていくスピード感が魅力である。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2005-01-15
- ページ数
- 369ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163236506
- ISBN-10
- 4163236503
- 価格
- 3238 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
Amazon.co.jp: TVJ : 五十嵐 貴久: 本
レビュー
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女性らしい結末が見もの
女版ダイハードとまでは言わないまでもテレビ局に勤める経理担当の女性がプロポーズされた直後に北朝鮮籍を名乗る武装集団にビルごと乗っ取られるという設定。 か弱い女性を演じつつ実は芯のしっかりしたと言っても追い込まれた心理を巧みにバネにしながら犯人たちと渡り合う。 武器も何もなくただひたすらに頭を働かせ感動の結末を迎える。 一般文学通算1131作品目の感想。2014/01/16 21:45(in中国・山東省・青島)
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普通に面白い
読み口は軽くて、でもハラハラするし、スカッとするし、読んで楽しめました。特に深みとかはないけど楽しめる、ハリウッド映画みたいな感じ。
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どこかで観た事がある面白さ
某文学賞に応募した、作者の幻のデビュー作なのだそうだ。 だけど、この作品で賞は取れないだろう。それどころか、 吊るし上げをくらっても仕方ないと言うのが素直な感想である。 作品としては非常に面白い。軽快なテンポで一気に読める。 だけど、どこかで観た事がある面白さなのだ。犯人の行動や 狙いなど、容易に想像がついてしまう。 ただ、登場人物のキャラクター作りの上手さ、軽快なストーリー 運び、交渉人の登場など、その後の作者の活躍を感じさせる ものはある。 一つ気になったのは、コンピュータルームに消火器が置いて あるのだろうか、という事である。普通、大規模なコンピュータ ルームでは、消火設備にはハロンガスを使うのではないだろ うか。まあ、瑣末な事ではあるが。
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大仰な舞台装置とダイハードらしさ満載!
ハリウッド映画の換骨奪胎を行い、軽妙に日本へローカライズ。その手腕は素晴らしいと思うが、建造物の知識などいい加減な部分が多く、エンターテインメントとしてみても、お粗末な部分が多い。テクニックとしてキャラクターを立てることや、深刻になりすぎないストーリー運びは見るべきところがある。しかし、残念ながら、ビルの構造やその他の現実に則して考えた部分がファンタジー過ぎてご都合主義に感じてしまう。計画停電を経験してしまった国民には、もうこのネタは響かないだろうなと感じた。
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星4個以上の評価はつけられない
五十嵐貴久の幻のデビュー作ということでどんなものかと読み始めたけど、まあまあ面白かった方だったと思う。 でも、星4個以上の評価とはいかない気がするので、3個にした。 スピード感はあったし、ハラハラする部分や、これまでに読んだ他の作者の作品を思い出させられることも多かった。 でも、何というか『深さ』が足りない気がする。 犯人の動機にも驚かされるところもなかったし、気付かされることも少なかった。 五十嵐貴久の作品を読んだことがない人には、入門編としてお勧めしたい。 それから、『交渉人』『誘拐』などの作品を読んでほしい。
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リアリティ? 気にしない(笑)
コンピュータ管理されたツインタワー。そこにあるテレビ局が武装した男たちに占拠された。犯人グループと警察の駆け引きが続く中、ひょんなことから拘束から逃れることが出来たOL、由紀子は、人質にされた婚約者を救うため、一人奔走する。 なかなか面白かった。 銃火器とかにも無知で、しかも、腕立て臥せだってできない、というひ弱な女性である由紀子が、屈強な戦闘のプロ達を翻弄していく様はよくよく考えれば無茶苦茶だ。ご都合主義と思える部分も多々ある。でも、気にしない(笑) それを気が気にならないだけの勢いがある。テンポの良さだとかで十分にそれはカバーできている。 個人的に好きなのは、由紀子の活躍よりも、犯人グループの狙いであるとか、はたまた、犯人グループのリーダー・少佐と警察の交渉人・大島とのやりとりの方。本庁との板ばさみになりながらも犯人と渡り合う大島と、壮大な要求の下に隠された犯人の真の目的。この辺りがとても面白かった。 リアリティという意味じゃ、色々とツッコミどころはあるのかも知れないが、こういう作品も十分にありだと思う。私は、こういう作品、好きだ。
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面白くない
はっきり言って面白みが無い 犯人の行動や真の目的、主人公の行動など某映画のネタを真似てる としか思えない。箇所が随所にみられた。 帯には24やダイハードを超えたみたいな事を書いてあったが、それらの足元 にも及ばない。 買って損した。
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不満は多いが
概要を読めば分かるが女版大ハードだ といっても表紙のように銃を持って果敢に戦ったりというわけでもない 基本的に痛快娯楽系のアクション小説として楽しめるも不満も多い 主人公は女性的に非力で、特殊技能や警察との連携もなく、犯人を出し抜くのは知力や体力ではなく、 運や相手の油断ばかりでどうにも期待していたようなハードアクションはあまりない それなりに優秀で個性的な警官が登場するが、終始犯人に出し抜かれるだけで 個性をつけた意味がないのが残念 まあ気楽に読むにはちょうどいい作品ではあるだろう
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