日本の文学賞

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五十嵐 貴久

いがらし たかひさ

Igarashi Takahisa

ペンネーム: 五十嵐 貴久刑事ドラマ『俺たちの勲章』の役名から採ったペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1961-12-14 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 推理作家
活動期間
2002年〜
所属団体
日本推理作家協会
影響を受けた人物
映画(例:『ダイ・ハード』), 編集者としての経験(扶桑社での勤務)
ノミネート
『相棒』 — 第14回中山義秀文学賞 候補(2008年), 『サウンド・オブ・サイレンス』 — 第28回坪田譲治文学賞 候補(2011年)

学歴

成蹊大学
文学部
学位: 学士(文学)
国: 日本

受賞歴

サントリーミステリー大賞(第18回)優秀作品賞
2001
対象作品: TVJ
部門: 優秀作品賞
主催: サントリーミステリー大賞選考委員会
結果: 受賞
ホラーサスペンス大賞(第2回)
2001
対象作品: リカ
主催: ホラーサスペンス大賞運営委員会
結果: 受賞
日本シャーロック・ホームズ大賞(第30回)
2007
対象作品: シャーロック・ホームズと賢者の石
主催: 日本シャーロック・ホームズ・クラブ
結果: 受賞
中山義秀文学賞(第14回)
2008
対象作品: 相棒
主催: 中山義秀文学賞選考委員会
結果: 候補
坪田譲治文学賞(第28回)
2011
対象作品: サウンド・オブ・サイレンス
主催: 坪田譲治文学賞選考委員会
結果: 候補

受賞・候補エディション

  1. 第18回(2001年) 優秀作品賞
    受賞作: TVJ

    テレビ局を舞台に、メディアの熱気と危機管理をサスペンスとして組み上げる長編ミステリー。閉ざされた現場で人間の判断が追い込まれていくスピード感が魅力である。

    『TVJ』は、五十嵐貴久の作風が凝縮された受賞作。

    369ページ
    ミステリーテレビ局サスペンス危機
  1. 受賞作: リカ

    『リカ』は、平凡な会社員が出会い系で知り合った女性に執着され、常軌を逸したストーキングへ追い詰められていくホラーサスペンスである。身近な通信手段から侵入してくる恐怖を、怪物的な人物造形で増幅させる。

    日常の軽い出来心が、逃げ場のない執着の恐怖へ変わる。

    321ページ
    ストーカーホラーサスペンス出会い系執着都市の恐怖
  1. 受賞作: 相棒

    『相棒』は五十嵐貴久による作品で、nakayama-gishu-literary-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

    五十嵐貴久『相棒』。

    受賞作現代文学作者の代表的活動

作品

代表作

リカ

2002年 サイコ・サスペンス/ホラー

執着心の強い女性「リカ」を巡るサイコロジカル・スリラー。人物の心理描写と狂気が作品の核となっている。

執着狂気アイデンティティ犯罪
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] リカ(2003年ドラマ) (2003)
  • [テレビドラマ] リカ(2019年ドラマ) (2019)
  • [映画] リカ〜自称28歳の純愛モンスター〜 / 松木創 (2021)

交渉人

2003年 サスペンス

交渉を軸に展開するサスペンス。危機管理や人間ドラマを描き、映像化もされた代表作の一つ。

交渉危機管理人間関係
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 交渉人(WOWOWドラマW) (2003)
  • [テレビドラマ] 交渉人(土曜ワイド劇場) (2005)

TVJ

2005年 サスペンス/アクション

映画的なアクション要素を持つサスペンス。作者自身が『ダイ・ハード』に触発されたと語る作品で、メディア業界を舞台とする面もある。

映画的演出アクション業界小説

1985年の奇跡

2003年 青春小説

青春期の友情や挫折、再生を描く作品。シリーズの一部として青春三部作に位置づけられる。

友情成長青春

パパとムスメの7日間

2006年 家族ドラマ

父と娘の関係を描いたヒューマンドラマ。テレビドラマ化され、広く知られる作品。

家族世代間の葛藤
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] パパとムスメの7日間(TBS・2007) (2007)
  • [テレビドラマ] パパとムスメの7日間(リメイク・2022) (2022)

全著作

  • リカ
  • リターン
  • リバース
  • リハーサル
  • リメンバー
  • リフレイン
  • リセット
  • リベンジ
  • リボーン
  • 交渉人
  • TVJ
  • 1985年の奇跡
  • 2005年のロケットボーイズ
  • 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター
  • パパとムスメの7日間
  • 年下の男の子
  • 誘拐
  • 贖い
  • Fake
  • サウンド・オブ・サイレンス
  • ぼくたちのアリウープ
  • 編集ガール!
  • 蘇生
  • 気仙沼ミラクルガール
  • スタンドアップ!
  • PIT 特殊心理捜査班・水無月玲
  • ウェディングプランナー
  • マーダーハウス
  • アンサーゲーム
  • 十字路
  • 超・戦略的!作家デビューマニュアル

翻案

  • リカ — テレビドラマ(2003年)、テレビドラマ(2019年)、映画(2021年)
  • 交渉人 — WOWOW『ドラマW』(2003年)、テレビ特番(2005年)
  • 2005年のロケットボーイズ — テレビドラマ(2006年)
  • パパとムスメの7日間 — TBS(2007年)、リメイク(2022年)
  • 誘拐 — ドラマ化(2009年)
  • 幕末相棒伝 — NHK(正月時代劇、2022年放送)

作風・主題

文体
映画的な描写・構成エンターテインメント志向の文体テンポの良い会話と場面転換
頻出モチーフ
サスペンスとサイコロジー青春と再生犯罪と人間ドラマ職業世界(編集、放送など)の描写

評価・遺産

五十嵐貴久は2002年の小説家デビュー以降、ホラー、サスペンス、青春小説、時代小説など幅広いジャンルで娯楽性の高い作品を発表し、多くが映像化された。『リカ』はベストセラーとなり一般層への浸透度も高い。

関連学会

  • 日本推理作家協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(典拠データ)
  • VIAF(国際標準名簿)

大衆文化への影響

  • テレビドラマや映画化によって広く知られる作品群(例:リカ、交渉人、パパとムスメの7日間)

引用

  • 映画の世界からの影響を強く受けていて、映画に触発された部分がない作品は珍しい。
    出典: 情報誌『有鄰』インタビュー(出典:Wikipedia脚注)
  • ホラーを書きたいと考えていたわけではありません。
    出典: Webインタビュー(出典:Wikipedia脚注)

豆知識

  • 五十嵐貴久というペンネームは、ドラマ『俺たちの勲章』で中村雅俊が演じた刑事の役名から採られた。
  • デビュー作『リカ』は30万部を突破するベストセラーになった。
  • 成蹊大学文学部卒業後、扶桑社に入社し編集者として勤務。その経験が作家活動に影響を与えた。
  • デビュー前に書いた『TVJ』は『ダイ・ハード』に触発されたと語っている。
  • 『リカ』でデビューしたが、ホラー作品のオファーは断っていると述べている。