書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2007-06-01
- ページ数
- 181ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163261102
- ISBN-10
- 4163261109
- 価格
- 2100 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
第101回(2005年) 文學界新人賞受賞
レビュー
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どこかで読んだような内容
<いまどき、まっとうな青春小説>を書いた小説家と それがミリオンセラーになる世の中を 馬鹿にしつつ、自分自身は中身のない日常を送り 何も変わらない主人公。 <<他人(まっとうな青春)は批判的にみるが、自分を 振り返ることはない。>> なぜか、上から目線だが中身がない人が多い30前後の 人を良く見かけますが、この主人公もそんな一人。 世の中をよくもしないし、悪くもしない、本当のトコで 行動しないから。そんな世代のだらだら感を描いた小説 なのでしょう。 読後感は、だから何?ですが。
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自分は薄っぺらい人間ですと自己主張されても…
最初はB級ニュースをネット配信するライターを主人公に、B級生活とB級ニュースがクロスしていく自虐的小説かと思いきや、最後は独身最後のお遊びを楽しもうとするだけの終始薄っぺらい話に終わった。次第に売れていく青春小説もオマケみたいなほんの少しの暴力描写も意味のないお菓子の歌も、全てになんのメタファーも感じられない。ただ、文章はこなれていて読みやすいので、もう少し読者の心に響く何かがあればと思う。