作品情報
戦闘機の墜落は、単純な誤操作では終わらない。
第21回松本清張賞受賞作。航空機メーカーを舞台に、事故の背後に潜む技術的な闇を描く。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2014-06-27
- ページ数
- 307ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163900834
- ISBN-10
- 4163900837
- 価格
- 2251 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
誰よりも戦闘機を知る著者が描く、理系ミステリーの決定版! 自衛隊戦闘機「TF-1」が、スクランブル飛行中に墜落した。 この異様な事故を受け、防衛省は機体を製造する浜松の航空機メーカー、四星工業にその検証を依頼する。 四星工業では入社三年目の技術者、沢本由佳が上司の永田とともに業務にあたっていた。 シュミレーションの結果、事故はパイロットの単純な誤操作によるものだと判断されたが、 永田は沢本が言った何気ない一言が気になり、すでに会社を辞めてデザイナーをしている同期の倉崎に話を持ちかける。 スクランブル発進した自衛隊機は、なぜ不可解な事故を起こしたのか? 背後に浮かび上がるのは、「TF-1」設計時に官(防衛省)と民(航空機メーカー)がそれぞれ抱え込んでいた闇だった。 深い知識に裏打ちされた緊迫の飛行描写。和製トム・クランシーの誕生です。
レビュー
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推理小説としては、なかなか。
新人の作品としては面白く楽しめました。 戦闘機の設計に絡んだ事件と、それを巡る人間関係など、内情を知っている人ならではの描写など、楽しめました。 若い人にお勧め。
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技術には引き込まれました。
技術の部分は最高におもしろく、興味深い内容でした。 次作が楽しみです。
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飛行機の話題の本
あまり飛行機ネタの本って余りないので面白い。 ただ本来国防上の機密情報がダダ漏れする訳もなく。 あまり深く考えずに読めばいいけど。
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SFだと思えば
根っから技術好きの社会人技術者には、とても面白く読めると思います。技術用語などに引っ掛かると先に進めませんが、技術者の仕事はこうありたいという強いメッセージも感じます。私もこうありたい… ラブストーリーを織り交ぜるのは良いですが、確かに色恋の描写は余計な感じはします。今後を期待しての★にしました。テレビドラマ化も良いかも?
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航空ファンの社会人向けミステリー
航空機ファンのミステリー好きには面白いストーリー 確かに色恋沙汰は必要ない?とも感じましたが, 著者の社会人としての仕事感がジワジワ伝わる社会人向けの小説/内容とおもいます
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技術的な内容は申し分ない
内情をよく知る関係者にとって、まったく申し分ない素晴らしい内容でした。恋愛部分についてはやや違和感が。
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専門家が書いたサイエンス系航空ミステリー松本清張賞作品
自衛隊航空機の墜落事故を巡る理系ミステリー。作者は航空機の設計に携わったキャリヤの持ち主(日本の最高学府の航空学科卒)。いわゆるその道の専門家の方が経験を生かした本物―航空ミステリーで今年度の松本清張賞作品。「なぜ墜落事故が起きたか?を真相解明を追及していくと・・・何んと・・・」。専門家さんが書いただけあって航空機に関す記述は唸りますが、ただ、人間描写―男女恋愛の描き方が不自然で今風と言えばそうかもしれませんが、こんなに軽く肉体関係に進み、精神性が希薄でヒロインの魅力が半減てれてしまい余韻―恋のときめきが感じられませんでした。作者さんは50代の方のようですから、もっとーたとえば「(梶 龍雄氏の透明な季節)のような感動する本物の恋を描いて・・・」。航空機フアン,科学ミステリーファンには待望の作品なのは事実なので、読んで何かは感じる作品でした。
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サクッと読める
これって推理小説か⁇。ちっともそれらしい内容でなかったので、不思議に思ったのだけど、松本清張賞ってジャンル関係なしなのねf^_^;) 良くいえばサクサク物語が進んで読みやすい。悪くいえばちっともひねりがない、展開が予想通りになる。神階が物凄い切れ者と言う割には、あっけなくやられてしまう。最後はもう少し主人公が苦労してくれた方が、読みごたえがあったのに。 あと、些細なことだけど、登場人物が皆ありふれた氏名なのに、なぜ悪役だけが神階 怜なんてアニメの主人公みたいな名前にしちゃったんだろう(笑)自分としてはひどく気になってしまい、それだけで星ひとつマイナス。平凡な名前にしてくださいよ。 でもしかし、全体としては読みやすいと思いますよ、ハッピーエンドだし。
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