作品情報
11月に去りし者は、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。
加賀山卓朗の『11月に去りし者』は、受賞対象として確認できる作品である。公開書誌や出版社情報で単行本化を確認できる場合は識別子を記録し、単独書籍として確認できない場合は雑誌・掲載媒体の識別子を流用していない。
レビュー要約
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時代の空気と暴力の緊張を押し出す語りが評価される。大きな歴史の裏側を犯罪小説として読ませる。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2019-07-10
- ページ数
- 351ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784167913175
- ISBN-10
- 4167913178
- 価格
- 803 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
江戸に炎熱舞い落ちる頃、稼ぎが減って干上がる寸前の浪人・坂崎磐音は、日雇い仕事に精を出す。見世物一座の妹が逐電した一件、その捜索を引き受けたが、思わぬしっぺ返しに遭う。 休む間もなく、千代田城の石垣普請のために熱海の石切場巡見に向かう今津屋吉右衛門一行に随行、友人の品川柳次郎らと警固を務める。普請奉行の動向に疑念を抱き、ひとり調べを進めると、ある陰謀が明らかになってくる。そんな最中、柳次郎が行方不明になってしまう……。
レビュー
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磐音の周りにはなぜかもめ事が多い。
前巻は梅雨時、本書の季節は夏です。うだるような猛暑の江戸下町・深川が舞台です。相も変わらず磐音の周り には何故か厄介ごとが次々と降りかかります。暑さのせいか雨のせいか原因は○○○だが、磐音はシリーズ始まっ て以来の大失態をしでかします。一体それは・・・。 今回は、伊豆への出張です。武村殿いい加減に酒はやめなされ!本書での武村氏の我がままぶりはまるで子供の よう。仕事も満足にできないくせに・・・と思わずイラっとしてしまいます。でもこういうキャラクターもシリー ズものには必要なのかも知れませんね。著者の思惑に引っかかってしまいました。
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