作品情報
ただ居ることのつらさから、ケアの本質を考える。
医学書院のシリーズ「ケアをひらく」の一冊。沖縄のデイケア施設を舞台に、心理職の目からケアの現場を描く。
レビュー要約
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現場の出来事をユーモラスに語りながら、質的研究としての厚みも持つ点が評価されている。日常の反復がケアの本質として読まれている。
書籍情報
- 出版社
- 医学書院
- 発売日
- 2019-02-18
- ページ数
- 347ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784260038850
- ISBN-10
- 4260038850
- 価格
- 2200 JPY
- カテゴリ
- 本/人文・思想/心理学/読みもの
「ただ居るだけ」と「それでいいのか?」をめぐる 感動のスペクタクル学術書! 京大出の心理学ハカセは悪戦苦闘の職探しの末、ようやく沖縄の精神科デイケア施設に職を得た。 しかし、「セラピーをするんだ!」と勇躍飛び込んだそこは、あらゆる価値が反転するふしぎの国だった――。 ケアとセラピーの価値について究極まで考え抜かれた本書は、同時に、人生の一時期を共に生きたメンバーさんやスタッフたちとの熱き友情物語でもあります。 一言でいえば、涙あり笑いあり出血(!)ありの、大感動スペクタクル学術書!
東畑開人(とうはた・かいと) 1983年生まれ。2010年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。 沖縄の精神科クリニックでの勤務を経て、2014年より十文字学園女子大学専任講師。 2017年に白金高輪カウンセリングルームを開業。 臨床心理学が専門で、関心は精神分析・医療人類学。 著書に、『美と深層心理学』京都大学学術出版会、『野の医者は笑う』誠信書房、『日本のありふれた心理療法』誠信書房、監訳書に『心理療法家の人類学』(J.デイビス著)誠信書房がある。 *著者より 「この本は僕の青春物語です。夢見る青年が現実と出会って、完膚なきまでに打ちのめされるお話だからです。そのほろ苦い、いや苦杯を一気飲みするようなきつい敗北を経て、僕は友情と知を得ました。ですから、沖縄のデイケアで人生の一時期を共に生きた人々の物語、そしてケアとセラピーという心の援助をめぐる中核的問題についての僕なりの答えが、この本です」――東畑開人
レビュー
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現場のリアリティが感じられます
現場のリアリティが良く伝わってきました。とても面白いうえに、納得する部分がとても多くありました。
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精神科デイケアで仕事をする全職種の人に役立つ本だと思います
カウンセリングで扱うテーマを「生存」と「実存」に分けて書いてくださり、今までもやもやと腑に落ちなかったことが整理できてすっきりとしました。自分がやっていることは「生存」のカウンセリングで、それを磨いていけばいいのだな、としっかりと確認ができました。初回に購入したのは6年前でしたが、また図書館で借りて、その後再び購入しました。6年前は興味が湧かず手放しましたが、デイケア経験を数年経て、「ケア」と「セラピー」の違いに大納得、あまりの面白さに通勤電車で降車駅で乗り過ごすところでした。看護師、受付事務、などスタッフも登場し精神科デイケアで働くスタッフについても知ることができます。その後、東畑さんの本を数冊読ませて頂いています。やっとやっと東畑さんの本を読める段階にきたかな?と同僚に語ったところ、既に同僚も読んでいて大盛り上がりしました。
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少数派心理学だけど王道
ケアとセラピーの違いを小説風に書かれていて読みやすいし、わかりやすいです。このコメントは著者のファンになっている私のほめ言葉なので割り引いてください。
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精神科デイケアを愛する全ての人へ
表現されている内容や雰囲気は、精神科デイケアに勤めていないと分からない部分も多いと思います。 それくらい、この本の中には、生々しい精神科デイケアがあります。 精神科デイケアが持っている楽しさ、驚き、苦しさ、戸惑い、葛藤など、そこでしか感じることのできないことが隅から隅まで描かれています。 是非、ご一読を。
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面白い
読みやすい
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居るのはつらいよ:ケアとセピラーについ
息子が注文していました。
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いろいろ共感
畑は違いますが、ケアの仕事をしているため、共感しながら読みました。心持ちに対して、学ぶべきことも多かったです。この作者の次回以降の著作も読んでみたいです。 また、バリューブックスさんとのご縁ができたのもうれしいことでした。
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まるでノンフィクション!
あの世界にのみ込まれて、のめり込んで、物語として読み終えました。でも教科書のように線を引いて、何度も読み返しています。
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