【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
密室が当たり前になった世界で、雪山のホテルを舞台に密室殺人が連続する本格ミステリー。閉ざされた館で、高校生たちが巧妙なトリックの解明に挑む。
作品情報
密室づくしの現場で、密室の専門家が謎を解く。
2021年の第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作。密室殺人が常態化した世界観の中、孤立した雪山のホテルで起きる連続事件を、密室の趣向とトリックで押し切る。
書籍情報
- 出版社
- 宝島社
- 発売日
- 2022-02-04
- ページ数
- 411ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.6 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784299026460
- ISBN-10
- 4299026462
- 価格
- 880 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
第20回『このミステリーがすごい! 』大賞・文庫グランプリ受賞作! 「連発される密室トリックの中ではドミノの密室がイチ推し。本格ミステリ刊行ラッシュの中に割って入るだけの力はありそうだ」大森 望(翻訳家・書評家) 「密室殺人づくしの趣向が楽しい。主役の二人をはじめキャラ設定もいかにもマニアックかつ軽快」香山二三郎(コラムニスト) 「これでもかというくらい密室ネタを盛り込んで、遊び心たっぷり。探偵役となる少女も謎めいていて魅力的だ」瀧井朝世(ライター) 「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。 そんななか著名なミステリー作家が遺したホテル「雪白館」で、密室殺人が起きた。館に通じる唯一の橋が落とされ、孤立した状況で凶行が繰り返される。 現場はいずれも密室、死体の傍らには奇妙なトランプが残されていて――。
鴨崎 暖炉: 1985年、山口県宇部市生まれ。東京理科大学理工学部卒業。現在はシステム開発会社に勤務。 第20回『このミステリーがすごい! 』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー。
レビュー
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長編だけど一気に読める
長編だが、通勤電車の中で毎日読むのが楽しみになるほど、展開が面白かった。
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たくさんの密室トリックに挑める
クローズドサークルで連続殺人が起き、それぞれの密室トリックに挑めます。 人物が覚えやすいという点と読みやすさがありました。
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トリックはおもしろいが、キャラクターが……
密室トリックがいくつも楽しめる本です。しかもそれら、かなりおもしろいです。 美少女ばかりでキャラを固めて、主人公以外の男性キャラはどうでもいい、という感じは、好き嫌いが分かれるところでしょう。 登場人物が魅力的でなく、会話もユーモラスなつもりなんだろうけど空回りしている印象でした。
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おもしろい
最後気になる、、 長かったけど見入っちゃった! 頭もめっちゃ使った笑
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文句なしに楽しみました!面白かった。
密室の設定は、夫々実に面白かった。ストーリーの設定には少々無理があると思いますが、面白さにオーヴァーライドされて、余り気になりませんでした。また妙に軽々しいところが有るのは若者向きの作品のためかも知れないと思い、諦めて読みましたが・・・・。密室の謎解きにも、チョット無理(ドアの交換など)を感じるモノもあったけれど、興味深く、最後まで楽しめました。傑作と思います。この作者の外の作品も読みたくなりました。
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密室の説明が長い
密室の説明が長くて分かりにくい。 動機がよく分からん。トランプの元の持ち主とかその他もろもろ
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とても満足しています
おもしろかったです
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ネタバレを含みますので、本編未読の方はご注意を
外部に繋がる唯一の橋が落とされ、電話も通じなくなり 閉ざされた陸の孤島と化した雪屋敷ホテルで起こる 連続殺人事件。 舞台としては完全に本格ミステリーのクローズドサークルな シチュエーションですが、実際には肩の力を抜いて読む エンタメミステリーです。 ですので密室トリックの突拍子も無さや実行可能の是非、 登場人物の危機感や緊迫感の無さ、全体的なキャラの 描写の薄さなどは気にせずに気楽に楽しむべき作品なのです。 その観点から言うと、話は繋がっているけれど一つ一つを 推理パズル問題とした短編の連作集として見る事もできそうです。 本格を期待すれば評価は低いかもしれませんが、途中から 上記を踏まえた上で読むとかなり楽しく読み進められました。 若干説明表記で「ん?」となったり誤字?(喋っている筈の相手と 表記された名称が文脈から考えると明らかに違っている様に 見える箇所があった:初版本)もありましたが、全体的には 些細な問題だと割り切り、一応は納得してすっきり読み終えました。 ですが一点だけ、理解力不足かもしれませんが腑に落ちない点があり。 それは犯人がしていたある行動を、真犯人(黒幕と呼ぶべきか)が 見ていたというシーンが解決編にあるのですが、このシーンの 発生した時点では何の事件も起こっていない筈ですよね? であれば、犯人が起こした一連の事件の際、真犯人は何故に その時に指摘をしなかったのでしょうか? 特に真犯人が手引きして犯人が犯行を重ねたという訳ではなく (その事は独白で説明がありました) 犯人と真犯人は協力体制にあった訳ではないので、自分の目的を 速やかに果たす為には真犯人は犯人の予想できない行動は 阻止しておくべきだったのではないのでしょうか? (実際、それで本来のターゲットを狙いにくくなっていますし) 最終的に、犯行発覚の原因となったそれを使った理由も 考えてみればあまり意味が無い(不要な?)気がしますし…。 ここだけがよくわかりませんでした。 でも主人公とヒロイン?探偵?役の彼女との関係性は かなり好きです。 その分もう一人の魅力を秘めたヒロイン?である彼女は 空気になってしまっていますが…。 いずれにしてもエンタメとして楽しむ事ができました。 また時間ができたら続刊も読みたいと思います。
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