書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 1989-01-01
- ページ数
- 325ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784309005461
- ISBN-10
- 4309005462
- 価格
- 448 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
第25回(1988年) 文藝賞受賞
レビュー
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読め!
飯嶋さんの本はどれも評価が高いようで、まず、この本を読みました。いいです。いい本です。久しぶりにエンディングが怖い!と思いながら読みました。「汝ふたたび故郷へ帰れず」 良かったなあ。
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男児志を立てて郷関を出づ
表題作の「汝ふたたび故郷へ帰れず」の他、「スピリチュアル・ペイン」「プロミストランド」が収録されている。 どの作品にも共通しているテーマは生まれ故郷。 自分が生まれ育った土地と、そこに住む人々との心温まる交流が描かれている。 故郷とは人間にとってどういう場所なのか? 生まれ育った場所という地理的な意味を超越した、故郷の大切さを教えてくれる。 特に「汝ふたたび故郷へ帰れず」で、主人公のプロボクサーが、夢破れて挫折して故郷に帰ってくるが、故郷の人達との交流により再生し、カムバックの道を選ぶ過程は感動した。 人間形成において、幼少時の環境というのは非常に重要なファクターだと認識した。 私も都会で一人暮らしをしているが、帰るべき場所のある事の幸せを実感した。 故郷を離れて頑張っている人達に是非読んで欲しい作品だ。
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試合描写と、空気感。
おもしろいけど、それほど共感できなかったなぁ。。 個人的には、『』が好きではない。自分とその他の世界の空気感を出す演出だとしても。 試合の描写はすごい。 アル中前と、復帰後、減量中の、心の感じがとても上手に表現されている。 文章うまいです。
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飯島和一のすべて
切実なる人間を描く。 そう考えると、彼の小説の過酷な運命、翻弄される運命。 という主人公、登場人物に共通の思いを感じる。 過酷でありから切実が浮かび上がる。 そんなふうに僕はこの小説家を見ている。 表題作「汝再び故郷に帰れず」 「スピリチュアル・ペイン」「プロミストランド」 飯島和一の小説の原点。 これを書いた男が「雷電」「始祖鳥」「神無月」「黄金」「出星」と連なる作品群の すべての始まり。 すばらしい、です。
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描写が細かい
かったるくて飛ばして読んだ
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大人にとっての本当の小説
最近、エンターテイメントの小説は それなりにレベルがあがっている気がします。 飽きさせないようにきちんと考えられた構成、 ある程度のリアルな状況&登場人物設定で 楽しい時間が過ごせる、それも小説の価値です。 でも、この小説にはそれを超えた価値があります。 やや大げさに聞こえるかもしれませんが、 生きていく力をもらえるような そんな気のする小説です。 個人的には、飯島和一の代表作、 始祖鳥記と同じくらい好きな小説です。
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文章力、言葉の使い方、構成が素人
よく本になったと思う。 言葉に深みがなく、文章が稚拙、そして構成が分かりにくい。 独り善がりの高校生の同人誌レベル。
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「宝島」は、実在します!
トカラ列島宝島にて、移動図書館の木箱の中で本作を見つけ拝読して以来、 目にする機会がなく、もう読むことは出来ないか・・・と思っていたのですが。 文庫化されていて、しかもAmazonに在庫があるなんて!! Amazon様に感謝。 (ただ、し奥付を見ると10年前に刷られた本。確かに前後のページがくっついて おりました) お 宝島の光景が目に浮かびます。 離島に関心がない方はご存じない方も多いと思いますが、鹿児島県のトカラ 列島に「宝島」は実在します、ハイ。 再読してみると、宝島での場面は思ったより、少なかったのですが。 ずっ〜とタイトルは『〜帰らず』と記憶していたのですが、正しくは『〜帰れず』。 そのわずか一文字の違いが物語る、熱さ。 やっぱり漢(おとこ)は、闘ってナンボだ! 近頃はすっかりソフトな小説ばかり読む人間になっておりましたが、 久しぶりに“血の気”を感じました。 そして、そして、他に収録されている短編2編も、珠玉。 『プロミスト・ランド』は、『〜帰れず』に相通ずるものがあり。
関連する文学賞
- 文藝賞 第25回(1988年) ・受賞