書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2013-11-11
- ページ数
- 239ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.8 x 2.5 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784309022369
- ISBN-10
- 4309022367
- 価格
- 1210 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
放課後、二人の男子が交互に相手が死ぬまで銃で撃ち合う「決闘」。それを仕切る百瀬くんとは?新しい〈戦争〉を描く文藝賞受賞作。
レビュー
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文学史に残るかもしれない傑作。
桜井晴也の小説は独特の味がある。切れ味抜群だ。
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難解な文学
ごめんなさい。こちらの読解力と忍耐力不足です。何が何だか、ちんぷんかんぷんでした。セリフにカギかっこが付いていないのは、やはり解りづらいかな。読書レベルが高い人向けの物語だと思います。我こそは、と思う人は、ぜひお試しになってはいかがでしょうか。
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祝文藝賞受賞♪
ラストの文章が特に素晴らしいと思い、感銘を受けました。 安全無害な文学者さん達が圧倒的多数である現代の日本社会において 桜井晴也さんは誠に稀有な詩人であると言えます。 元々ブログも好きでお気に入りに入れて よく読んでいたのですが めでたく今回賞を取る事ができ 第一弾の本が出版されて本当に良かったと思います。
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とにかく傑作、セカイ系の純文学小説
この物語はとにかく美しいことばたちで構成されていることがいちばんの特徴だと思う。物語ではあるんだろうけど、詩的な要素がすごく多い。ひらがなが多いし、会話文にはかぎかっこがない。そのせいか最初は読むのが難しいだろうが、だんだんとそれが癖になっていった。こういう工夫は、この小説が成立するために絶対に必要なことだと思う。 わかりやすいテーマや意味を求めて読む人には、絶対に向いていないのでやめた方がいい。禅問答的じみた哲学だったり、村上春樹的なわからなさ、舞城王太郎的なはちゃめちゃ感が好きな人はたぶん好きだと思う。どうしてこの作者が文芸の世界で注目されなかったのかは本当に謎。この作者のブログも本当に面白い。書かれている小説観はとても勉強になるし、アップロードされている小説も超傑作なので、『世界泥棒』が気に入った方にはぜひ読んで欲しい。
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時間泥棒
レビューを書いていて思ったのだが、作者が読者の時間を泥棒するために、これだけ冗長で独りよがりな文章を書いているのだとすれば、それはある意味すごい。私は確かにこの本を読むことで、自分の貴重な時間、読書で豊かになるはずの世界を奪われてしまったからだ。好みの問題も左右するのではと思います。
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読み通すのは厳しかったです。
最初の1/10くらい読んで、あとは終わりの何ページか読んで終わりにさせていただきました。どっから読んでも同じだし、最後まで読んでもわからないと、なにかに書いてあったので。それでいいかなあと。 小説の分類としては、これはライトノペルってやつじゃないかと思いました。よく文藝賞に選ばれたなあと。不思議です。 純文学がライトノベル化してるってことですかね?
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答えが知りたい
難解すぎる。全く意味が理解できませんでした。物語の世界観も、登場人物の心情も、作者の言いたいことも全て。こんなにも内容が頭に入ってこないのは初めてで、軽く衝撃を受けました。 ちぐはぐ。まず、物語として成立しているのかどうかも分かりません。形式の問題です。「かぎかっこ」を使わない、会話文と地の文で段落分けをしない、常用漢字をひらがなで記載する、息が止まりそうになる一文の長さ。全部が私の理解を超えていました。おおよそ定められている「読みやすい文章」とは真逆の構成になっているのですが、その理由は結局最後まで明らかにされません。いわゆる伏線だと思っていたので、大どんでん返しにわずかな望みをかけてなんとか読み切ったのですが、結局未回収のままでした。 「これは何なのだ」 読み終わった後に、呆然としました。この本に込められた意味を知りたくて仕方がありません。 物語の内容は……この際いいです。理解できないままでも。ただ、作者が何を考えて、何を伝えたくてこんな難解な物語をつくったのか、そこだけは拭えません。気になります。違和感なんて言葉では片づけられない、異常ともいえる文章なのです。ここまで突飛な内容であると、そこには何らかの意味が込められているはずだと考えるのが、普通の文章に慣れてしまった一般的な読み手の心情ではないでしょうか。 インターネットで素人が個人的に投稿した物語ならまだしも、私が読んだのは商流に乗った本なのです。そこに至るまでには、出版社と作者によって幾度も打ち合わせがされ、ストーリーにも矛盾がないよう徹底して校正がかけられているはずです。いわば「太鼓判の押された作品」なのです。ましてや本作は文藝賞を受賞している。そのような作品から受け取れるモノが、こんな感覚であるはずがない。 私はまだ、自分が信じられません。そして歯痒いです。 誰か、助けてください。
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- 文藝賞 第50回(2013年) ・受賞