作品情報
語り継がれる声のなかに、社会の記憶と知のかたちを探る。
毎日出版文化賞受賞作。河出書房新社から刊行された文化人類学的研究で、口承文芸や神話、儀礼を通じて、人間の記憶と伝達の仕組みを考察する。
レビュー要約
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文字中心の文化理解を相対化し、声と身体を通した伝承の力を明らかにする点が評価される。人類学と文学研究をつなぐ広がりがある。
書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 1992-06-01
- ページ数
- 539ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784309230238
- ISBN-10
- 4309230237
- 価格
- 2600 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/日本文学研究
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レビュー
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国際感覚からの伝聞文化交流
このような観点からの著書は殆どないのですが、この本には国際的関連性と言う観点からの記述はないようです。 私が、最近考えたのは「伝聞文化交流論」という概念で、国際的な文化の交流と言うことを念頭に置いて考えてみました。 その典型例としてTofuwabofuという表現があるのです。この表現は現在のドイツ語社会でも使われているのですが、その発端は旧約聖書にもこの表現が使われているのです。 この表現の意味は「混沌とした状態」を意味し、日本語の「東風は暴風」と言う概念が東から西な伝わり、当時のヘブライ人にまで伝わったのです。
関連する文学賞
- 毎日出版文化賞 第46回(1992年) ・受賞