日本エッセイスト・クラブ賞
1回登壇
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第22回(1974年) 受賞受賞作: 曠野から
『曠野から』は、川田順造による評論・随筆。個別の題材を手がかりに社会や文化の見方を掘り下げ、1974年の受賞作として観察の確かさと文章の視野が評価された。
曠野からは、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。
日本文化観察思索
かわだ じゅんぞう
Kawada Junzo
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京大学 | 教養学部 | 文化人類学・人文地理学分科 | 教養学士 | 1954-1958 | 日本 |
| パリ第5大学(パリ・デカルト) | — | 民族学 | 博士(民族学) | 1960s–1971 | フランス |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1974 | 日本エッセイスト・クラブ賞 | 曠野から | — | 日本エッセイスト・クラブ | 受賞 |
| 1988 | 藤村記念歴程賞 | 聲 | — | 藤村記念歴程賞選考委員会 | 受賞 |
| 1991 | フランス語圏大賞(アカデミー・フランセーズ) | — | — | アカデミー・フランセーズ | メダル授与 |
| 1992 | 毎日出版文化賞 | 口頭伝承論 | — | 毎日新聞社(毎日出版文化賞) | 受賞 |
| 1995 | 教育功労章(シュヴァリエ等) | — | — | フランス共和国政府 | 授与 |
| 2001 | 紫綬褒章 | — | — | 日本国政府 | 授与 |
| 2009 | 文化功労者 | — | — | 日本国政府 | 選出 |
| 2010 | 瑞宝重光章 | — | — | 日本国政府 | 授与 |
| 2017 | ブルキナファソ政府文化功労章 | — | — | ブルキナファソ政府 | 授与 |
| 2021 | 文化勲章 | — | — | 日本国政府 | 授与 |
| 2024 | 従三位 | — | — | 日本国政府(官報) | 叙位 |
『曠野から』は、川田順造による評論・随筆。個別の題材を手がかりに社会や文化の見方を掘り下げ、1974年の受賞作として観察の確かさと文章の視野が評価された。
曠野からは、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。
『聲』は川田順造による作品で、歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。
歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)で選ばれた川田順造の『聲』。
『口頭伝承論』は、文字に固定される以前の語りや記憶の働きを、文化人類学の視点から考察する研究である。語られる物語、儀礼、身体的な記憶を通して、人間社会が知識をどのように受け渡してきたかを問う。
語り継がれる声のなかに、社会の記憶と知のかたちを探る。
西アフリカでのフィールドワークをもとにした考察と紀行を兼ねた論考。日本の読者にアフリカ現場の視点を紹介した代表作の一つ。
文字化されうる声や口承表現を記録・分析し、非文字コミュニケーションの重要性を示した作品。藤村記念歴程賞受賞作。
語りや音楽による伝承を理論的に整理し、『口頭伝承論』の体系を提示した。毎日出版文化賞受賞作。
日本の伝統的な素材と楽器を題材に、文化の意味や継承について考察した近年の論考。
口承や音声を中心とする非文字コミュニケーション研究の先駆者であり、文化人類学の普及と学際的比較研究に大きな貢献をした。日本における現地主義的なフィールドワークの実践と理論化により高く評価され、文化勲章など多数の栄典を受けた。