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十六夜華泥棒 (光文社文庫 や 27-1 光文社時代小説文庫 鍵屋お仙見立絵解き)

北区 内田康夫ミステリー文学賞

十六夜華泥棒 (光文社文庫 や 27-1 光文社時代小説文庫 鍵屋お仙見立絵解き)

山内美樹子

江戸の明和年間を舞台に、笠森稲荷の茶汲娘・鍵屋お仙が推理の冴えを見せる人情派捕物帳。鈴木春信の美人画や江戸の風物を背景に、事件の背後にある悪を追う。

時代小説捕物帳鈴木春信江戸の風物

作品情報

春信の絵のような江戸の風物の中で、鍵屋お仙が悪を見抜く。

光文社時代小説文庫刊。電子書店の書誌発売日、時代小説紹介サイトのページ数、ISBN 索引を照合し、紙文庫の ISBN を採用した。

レビュー要約

  • 江戸情緒と捕物の読みやすさが魅力とされる。絵画や風物を背景にした人情味が、シリーズの導入として親しみやすい。

書籍情報

出版社
光文社
発売日
2006-01-01
ページ数
253ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784334740115
ISBN-10
4334740111
価格
23 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

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レビュー

  • 笠森お仙の捕物帖

    私は笠森お仙のファンです。 笠森お仙は鈴木春信の描いた絶世の美女で、確かな肖像画の残っている日本の美女では最古の人かもしれません。 衣通姫や小野の小町などの絵は後世の想像のものです。 その関係で、笠森お仙の物語を探していたところ、この本に出会いました。 主人公は、そのまま笠森お仙です。勤めている茶店の名で、鍵屋お仙となっていますが、本の中では、笠森神社の名もよく出てきます。 お仙はあくまできれいで(身も心も)、その点申し分ありません。 それでは、なぜ星五つでなく、四つかって? 本当の笠森お仙は捕り物はやっていません。 しかし、それは、小説なのだからという人もいるでしょう。 どうせ小説なら、お仙をもっと強くして、男の助けをいらない書き方をしてほしかった。 そして、これは私が捕物帖(推理物)苦手なせいか、登場人物が多すぎて、かなり大きな紙に登場人物と、どういう人かを書いておかないと、話を追えないこと。それで星四つ。 でも、星五つつける人も多くいると思います。 長澤まさみあたりで、テレビドラマ化しても面白いかも。

  • 晴信の世界と時代特有のトリック

    「十六夜華泥棒」は主人公の鍵屋お仙をはじめ、登場人物に鈴木晴信の美人画に登場する娘たちが次々と登場して楽しめます。トリックの方も時代物らしい懲り方で、特に「五月雨琴の音遊び」が秀逸でした。登場人物たちのキャラクターもなかなか面白く、シリーズで読みたい作品です。

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