日本の文学賞

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青い雪

日本ミステリー文学大賞新人賞

青い雪

麻加朋

家族の過去と雪の降る町をめぐる謎を描いた長編推理小説。第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

犯罪家族の秘密

作品情報

家族の過去と雪の降る町をめぐる謎を描いた長編推理小説。第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

書籍情報

出版社
光文社
発売日
2022-02-22
ページ数
368ページ
言語
日本語
サイズ
13.6 x 2.4 x 19.5 cm
ISBN-13
9784334914486
ISBN-10
4334914489
価格
1870 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 夏の数日をともに過ごす三組の家族を、悲劇が襲う。五歳の少女が失踪したのだ。事件性も疑われるが、行方は知れぬまま、月日が過ぎていく。長い時を経て現れ出た一通の告発状。絡み合った謎が氷解したとき、明らかになる真実とは? 新人離れしたストーリーテリングで描く慟哭の大河ミステリー

レビュー

  • ユーモアミステリーの新星登場!

    最初にマイナス面を。 まず、前半の40%ぐらいまでは事件が起こらない。この間、視点人物が頻繁に入れ替わり物語に入り込めない。その後もリアリティを無視した登場人物の行動や謎解き。何度も読書放棄を考えた。 しかし、後半に入ってからは様子が変わる。視点人物もほぼ固定され読みやすいというのもあるが、ページを繰る手が止まらない。そしてある女性キャラクターの運命に同情を覚えた。 結論。 後半の感じはまさに赤川次郎先生だった。つまりこれは現代風のユーモアミステリーである。技法的にはまだまだ下手である。しかし、それでも深い感動を覚えた。面白い物語を作れるのは才能。技術はなんとでもなる。今後に期待して少し甘いが星5つ。

  • アオイユキ

    第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 物語の最大の謎と思われたものが、前半にあっさりと判明。その後は、過去の少女失踪事件や三組の家族の人間関係について、行ったり来たりの思考を重ねながら、落ち着くところに落ち着いたと思っていたら、受賞作らしく最後にひと捻りありました。 ラストの一行が何とも哀しく、やる瀬ない余韻が残る読後感でした。

  • タイトルの意味がわかったときの衝撃は鳥肌モノ

    この作者の登場人物はとても魅力的で一貫しており個人的にかなり好み。 それぞれの人物に徹底して愛と正義があり、偶然も重なって、時に様々な謎を複雑にし、残酷な結果にしてしまったかもしれないが、その一貫したキャラクターを最後の1ページまで堪能したとき、とてつもない満足感が得られた。 特にタイトルの意味がわかったときは鳥肌が立った。 個人的には、人物構成が少し複雑に感じた点、トリック解明が少し淡泊に感じた点はあった(後半はジェットコースターのようだった)が、それ以上に心理描写がうまく惹き込まれ、最後200ページは止まらなかった。 伏線も多く二度目も楽しめるので多少複雑に感じてもまた読み返せばよい。と思わせてくれる良作だった。

  • 「青い雪」の理由

    母親の子を思う気持ち。虐待ばかりが報じられる今日に、ちゃんとした人の気持ちが ありがたかったです。

  • よくできた設定

    大変面白かったです。

  • 後半がつまらなくて早く読み終わりたくて仕方なかった。

    前半は、登場人物それぞれの語り口の章があったり割と読めたんですけどね。 中盤からは突然年月経ったり亡くなる人が増えたり大展開ktkr(笑) 隠された出生の秘密を描いて二転三転させたかったのでしょうが、文章にまとまりがなく稚拙なので(大御所の東野圭吾なんかと比べちゃいけないかw)読み進めるのが苦痛で苦痛で。 罪も無い幼女を殺害した犯人も結局逮捕されずに、自分の生い立ちの不憫さを嘆く犯人にも反吐が出るし綺麗事でまとめあげた作者にも同様の感想です。

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