日本の文学賞

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明日の記憶

山本周五郎賞

明日の記憶

荻原浩

若年性アルツハイマー病を宣告された広告マンと家族の日々を描く長編小説。失われていく記憶の恐怖と、残された関係を守ろうとする夫婦の姿が静かな切実さで描かれます。

記憶家族夫婦

作品情報

明日の記憶は、荻原浩の作品世界を端的に伝える一作です。

若年性アルツハイマー病を宣告された広告マンと家族の日々を描く長編小説。失われていく記憶の恐怖と、残された関係を守ろうとする夫婦の姿が静かな切実さで描かれます。

書籍情報

出版社
光文社
発売日
2004-10-20
ページ数
327ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784334924461
ISBN-10
4334924468
価格
1100 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

知っているはずの言葉がとっさに出てこない。物忘れ、頭痛、不眠、目眩――告げられた病名は若年性アルツハイマー。どんなにメモでポケットを膨らませても確実に失われていく記憶。そして悲しくもほのかな光が見える感動の結末。 上質のユーモア感覚を持つ著者が、シリアスなテーマに挑んだ最高傑作。

レビュー

  • 素晴らしい

    夫が同じ病で、重症で毎日薄氷 を踏む思いで暮らしています。 私自身も記憶に曖昧な部分もあり、身につまされながら拝読しました。 素晴らしい本でした。

  • 内容は

    良かった

  • 感動する作品

    読書を習慣にしようと思い立ち、最初に読んだ一作。 文章から脳内へとイメージが広がり、まるで自分がそこにいるかのような体験ができた。少しずつ失って行く様子をさまざまな手法で表している点も高く評価できた。

  • 明日は我が身

    若年性アルツハイマーの話であったが、アルツハイマーにも繋がる内容と思った。いつか自分も主人公と同じ状態になるかもしれないと思うと、底知れぬ怖さが押し寄せて来ながら読み進めた。エンディングがもう少し捻って欲しかった。

  • 悲し泣き

    今まで積み上げてきた自分の歴史が欠け落ちていく恐怖。 本人目線で描かれる確実に訪れるであろう終わりに 切なさとやるせなさで胸が詰まり、涙した。

  • 綺麗に使用されたようで良かったです!

    友人に推薦しました!

  • 身体より先に精神が崩壊していく恐怖

    アマゾンのサイトを眺めていて、たまたま巡り合った本だったが、 出逢えて本当に良かったと思えた1冊。 数年前に渡辺謙さん主演の映画を見た覚えがあるが、 その時はそれほど印象に残らず、原作も読むに至らず。 若年性アルツハイマーに関して、ああ、こんな病気もあるんだな、 たいへんだな、という程度の感想だったと思う。 しかし今回は、自身と本書の主人公が同年代になったこと、 認知症に対する知識が増えたこと、介護の問題が現実化してきたこと 等々により、物語がぐっと身近なものに感じられ、一気に読んだ。 単なる物忘れ、ど忘れのようなものから始まり、症状が悪化していく様子、 信頼していた人に病気を利用され騙されてしまう様子、 それでも必死に日常にしがみついて生きようとする様が、本人の一人称と 日記形式で綴られていて、読み進めるが辛い部分もあった。 人格の変化、幻覚や幻聴、意欲や身体機能の低下などを本人の視点で 追体験しながら、それを支えていこうとする家族の献身にも心を打たれた。 読後、様々なことを考えさせられるけれど、なかなか整理がつかない。

  • 最後にじんわり感慨深い

    若年性アルツハイマーの本はたくさんあれど症状を説明しながらもストーリーがどんどん進行していく。あっという間に読んだ本。

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