日本の文学賞

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ミトンとふびん (幻冬舎文庫)

谷崎潤一郎賞

ミトンとふびん (幻冬舎文庫)

吉本ばなな

悲しみを抱えたまま、街角ごとに小さな幸せへ変わっていく6編の短編集。

短編集喪失再生家族都市

作品情報

いつもと違う街角で、悲しみが小さな幸せに変わるまでを描く短篇集。

吉本ばななの短編集。喪失の痛みと小さな救いを、各地の街角を舞台に描く。

書籍情報

出版社
幻冬舎
発売日
2024-02-08
ページ数
264ページ
言語
日本語
サイズ
15.1 x 10.1 x 1 cm
ISBN-13
9784344433632
ISBN-10
4344433637
価格
759 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

互いに事情を抱え、母親達の同意を得られぬまま結婚した外山くんとゆき世。新婚旅行先のヘルシンキで、レストランのクロークの男性と見知らぬ老夫婦の言葉が、若いふたりを優しく包み込む(「ミトンとふびん」)。金沢、台北、ローマ、八丈島。いつもと違う街角で、悲しみが小さな幸せに変わるまでを描く極上の6編。第58回谷崎潤一郎賞受賞作。

一九六四年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。八七年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。八九年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、九五年『アムリタ』で紫式部文学賞、二〇〇〇年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞、二二年本作『ミトンとふびん』で谷崎潤一郎賞を受賞。海外での受賞も多数。noteにてメルマガ『どくだみちゃん と ふしばな』を配信中。

レビュー

  • 心が洗われます

    各話涙した良い本でした

  • 読み進めやすい

    20代のころ、よしもとばななの「キッチン」と出会い、その後たくさんのばななワールドに触れましたが 最近では西加奈子の作品ばかり手に取っていました。 でも、もう読むものがなくなり、そういえば??と思ってこの本を購入。 以前から続くばななワールドは健在で、心が洗われ50代になった私でも、新鮮で優しい気持ちにさせてくれます。少し不幸で少し幸せ・・・やっぱりよしもばななはいいな~と改めて思いました。

  • とても良い

    かわいくて凄みがある話群。読むとちょっとだけ元気になったり、旅行行ってみようかなと思ったりする。怖いことや死もちゃんとある。そういう話群。 最後に読んだからか『情け嶋』がいいなと思った。

  • アソコちゃん

    すごく最後の話面白かったです。アソコちゃんの気持ちなんとなくわかります。あははは🤣自分ではどうしようもありゃせん。神さまが必要ないものおしつけちゃったんだよ。重たいし、肩こるし。私もうたぶん誰も好きにならないし、いっそアソコちゃんみたいに生きていこうとおもいます。すっごく楽しそうで大変そう。でもきっといい人生やな~。あぁ、最後のページきちゃった。またいつか!

  • SNSでお薦めされていたので読みました

    本のタイトル「ミトンとふびん」の他短編がいくつか集められていて、吉本ばななさんの透明感のある文章に惹かれました

  • ばななワールドに浸れました

    吉本ばななさんのやっと待っていた新刊はばななワールド全開で、読むと癒されました。

  • 大きな出来事は起きない。でも心にのこる小説

    小説にするほどの大きな出来事は起こらない日常。でも、その中にある空洞のような寂しさが丁寧に言語化されています。 知らない街で、誰にでも起こり得る寂しさを抱えながら生きている人たちの物語です。 特別な事件が起こるわけではありませんが、それがかえって人生らしく、リアルで良い作品だと思いました。

  • 一見軽いが、不思議な深み

    一見軽い感じですが、奇妙な深みがあります。 この作者にしか書けない人間観察があり、それが言葉の連なりになっています。 なかなか掴みどころのない凄い方かと思います。

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