日本の文学賞

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父の乳 (ちくま文庫し-39-16)

野間文芸賞

父の乳 (ちくま文庫し-39-16)

獅子文六

『父の乳』は獅子文六の受賞作で、人物の内面と時代の空気を結びつけながら、人間の選択や記憶の重さを描く作品である。

父子自伝家族

作品情報

『父の乳』は、個人の経験を通して時代の陰影を読ませる作品である。

獅子文六の『父の乳』は、受賞当時の文学的関心をよく示す作品である。人物の心理、生活の手触り、社会の変化が重なり、静かな緊張を保ちながら読者を物語の奥へ導く。

書籍情報

出版社
筑摩書房
発売日
2024-12-12
ページ数
672ページ
言語
日本語
サイズ
14.8 x 10.5 x 2.6 cm
ISBN-13
9784480439963
ISBN-10
448043996X
価格
1760 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

明治の横浜、昭和の東京が鮮やかに描かれる 再評価続く獅子文六の自伝的作品 父への慕情、息子への愛情、家族への想いの結晶が600ページを超える大著として結実する 獅子文六を知るための最重要作品 「私は、自叙伝を書くつもりはなく、自分のうちにある“父”を、書きたいのである」──獅子文六は横浜の裕福な貿易商の家に生まれるが、十歳のときに父親を失い、その悲しみはいつまでも消えなかった。この慕情は六十歳で授かった息子への強い愛情へ変わる。本作は獅子文六の少年期から青年期までと、そこから四十年をへた晩年の愛息との日々を描いた自伝的作品。解説 岩田敦夫 カバーデザイン 宇都宮三鈴 カバー装画 河村怜 【目次】 父の乳 『父の乳』刊行に際して 岩田敦夫

獅子 文六(しし・ぶんろく):1893─1969年。横浜生まれ。小説家・劇作家・演出家。本名・岩田豊雄。慶應義塾大学文科予科中退。フランスで演劇理論を学び日本の演劇振興に尽力、岸田國士、久保田万太郎らと文学座を結成した。庶民生活の日常をとらえウィットとユーモアに富んだ小説は人気を博し、昭和を代表する作家となる。『コーヒーと恋愛』『悦ちゃん』『娘と私』『七時間半』など長篇小説の他、『獅子文六短篇集』〈モダンガール篇〉〈モダンボーイ篇〉もある (ちくま文庫)。『娘と私』はNHK連続テレビ小説の1作目となった。『ちんちん電車』『食味歳時記』などのエッセイも多く残した。芸術院賞受賞、文化勲章受章。

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