日本の文学賞

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インディゴの夜

創元ミステリ短編賞

インディゴの夜

加藤実秋

バーを舞台にした連作短編集として広がった、加藤実秋のデビュー作

ミステリ連作短編集バーデビュー作東京創元社

作品情報

夜のバーに集う人々の輪の中で、謎が少しずつほどけていく

東京創元社の単行本版に掲載された作品。バーを舞台にした連作短編集として広がった、加藤実秋のデビュー作

書籍情報

出版社
東京創元社
発売日
2005-03-01
ページ数
275ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784488017125
ISBN-10
4488017126
価格
83 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: インディゴの夜 : 加藤 実秋: 本

レビュー

  • やぁ〜、コレ大好き(*>ω<*)vV

    めちゃめちゃおすすめです! 落ちはよめるものの、文章に勢いがあり、キャラも魅力的で個性的です。 主人公は30代の女性ライター。 さばさばした性格がいいv 個性豊かだからこそ色々な場所に繋がりがあり、スムーズに情報収集が行われていく様が気持ちいいです。 「矛盾のない人間なんていないわ。私だってそう。毎日もがいてる。だから少しでも潔く生きようと思う。それだけよ」BY晶 その他にも、誘拐された少女を探して夜の新宿ホテル街を走り回ったり、ヌード写真を回収すべくナンパ男を探したり、渋谷と新宿をまたに掛けての探偵っぷりは、どこかでシティーハンターに出会ってそうな勢いですw ナンパ師の隠語とかもでてきて、勉強になりますw

  • ポップな推理小説。

    インディゴの夜 原色の娘 センター街NPボーイズ 夜を駆る者 「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」 フリーライターでClub indigoのオーナー・高原晶。 ほんの思いつきから渋谷に人気のホストクラブが誕生した。 働くホストたちは個性的な男の子ばかり。 イケメンとは必ずしも言えないけれど、とても魅力的。 それはファッションだったり、おしゃべりだったり、笑顔だったり。 そんな彼らは独自のネットワークを持っていて、 自分たちの周りで起きる様々な事件を解決していく。 人とのつながりが希薄だと言われる現代でも いろんな形で若者たちはつながっている。 そんな感じかな。 うまい言葉が見つからなくて、 こんな陳腐な表現しかできない自分がもどかしい。 一言で言えば「ポップ」な推理小説だと思う。

  • ライト

    かなりライトなミステリーです。 内容としてはモロにIWGPなんですが、やっぱりホスト・キャバ等の夜の商売というのは題材としては優れていると感じました。 謎の組織、常時発生する揉め事、妙に高い連帯感。 どれもこれもが例えば学校なんかで起きると完全にファンタジーの世界ですが、夜の世界もある意味ファンタジーみたいなものなので説得力…というか「こんなもんか」と思えます。違和感があんまり無い。 ただこの作品は肝心の事件の内容がこじんまりとしてる上に、ひねりもなく終わるのが残念。 小説版IWGPの様にキザったらしい独白や、作者の主義主張なんかが全面に出ている様な中身ではないので読みやすいとは思うんですが、もうちょっと、例えば1冊全部使う程度の分量の大事件を読みたいです。

  • また会いたくなる

    表紙の絵につられて購入。 軽いのでサラサラ読める。 キャラクターがそれぞれとても面白く、 読み終わった後、またメンバーに会いたいな〜と思った。 なので続きを買う。

  • ミステリとしての魅力はないが

    ミステリと呼べる展開なのは表題作ぐらいで、あとの三篇はサスペンス的な展開しかなく、 そのうえどのネタも使い古された物ばかりでミステリとしては正直いまいちだが、 ホスト業界という一風変わった世界観とそれなりの個性を持った人物たちは中々魅力的で、 全体的なノリが軽快なこともあり面白く読めた まだ温存している設定も残っているようなので、続きも期待したい作品だ

  • サラリと薄味

    渋谷の片隅にある<club indigo>というホストクラブのオーナーとホストたちが次々に事件に巻き込まれ・・・といったストーリーです。 高い評価が多いので期待して読みましたが、すごく面白い!とまでは思えませんでした。 渋谷の様子が生き生きと描かれてますし、個性豊かなホストくんたちの活躍はそれなりに良かったですが、少し底が浅い感じがしました。スラスラは読めるけど、別に心を動かされはしないと言うか。 石田衣良さんのIWGPシリーズに少し雰囲気が似ている印象を受けました。IWGPから切実さや我武者羅な感じを取り除いてサラリとスタイリッシュにまとめたような感触。それを「ライトでいい!」と思うか、「物足りない!」と思うかは読者によって分かれそうです。 私が一番強く感じたのは、主人公の晶(30代女性オーナー)の描かれ方が今ひとつでは!?ということ。「ホスト君たちから頼りにされるサッパリとした姉御肌の女性」として設定されているのだと思いますが、あまり晶の魅力が文章から伝わってこず、ただの気の強い無鉄砲な女としか感じられませんでした。 この後に続編が複数出ているようなので、読み進めていくうちにイロイロな謎も解けてきて、登場人物たちの魅力もどんどん増してくるのかもしれません。その期待をこめて★3つに。

  • ちょっとハードボイルド

    かなり面白かったです。 主人公の、30半ばの実務書系ライターで 渋谷のクラブ系ホストクラブのオーナー女性が かっこいいです。 脇を固めるホスト、ゲイのママなど 個性あふれるキャラクターがさまざまな事件に巻き込まれるさまが楽しかった。

  • 軽快で、楽しめる作品♪

    「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれる店が あるといいのに。」 フリーライター高原晶の言葉に、大手出版社の編集者、塩原が動いた。そうして 出来上がったのが、ホストクラブ「club indigo」だった。そのクラブのホストの ひとりに、女性殺しの嫌疑がかかる。晶は、塩谷そしてホストの面々たちと、真犯人 捜しに乗り出すが・・・。表題作「インディゴの夜」を含む4編を収録。 軽快で読みやすい。そして何より、ストーリーがいい。また、登場する人物ひとり ひとりがとても魅力的で、いきいきと描かれている。作品の中を所狭しと駆け回り、 起こる事件を次々に解決していくさまは爽快だ。事件そのものは悲惨だが、作者は サラリと軽いタッチで描いている。石田衣良さんの「池袋ウエストゲートパークシリーズ」を 思い出させるが、それとは一味違う魅力がある。舞台がホストクラブというのも、興味深い。 実質「club indigo」を取り仕切る憂夜にもまだまだ謎の部分がありそうで、この先の 展開にとても期待が持てる。文句なく楽しめる作品だと思う。

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