日本の文学賞

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キャッツアイころがった

サントリーミステリー大賞

キャッツアイころがった

黒川博行

黒川博行の長編ミステリー。胃の中に宝石キャッツアイを残した死体を発端に、若い刑事たちが事件の背後を追う、作者初期のサントリーミステリー大賞受賞作である。

ミステリー警察小説宝石大阪

作品情報

死体に残された宝石を唯一の手がかりに、若い刑事たちが事件を追う。

『キャッツアイころがった』は、黒川博行のデビュー期を代表するミステリーである。事件の奇妙な手がかりから捜査が進み、軽妙な会話と犯罪小説としての推進力が結びつく。

書籍情報

出版社
東京創元社
発売日
2005-06-23
ページ数
285ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784488442118
ISBN-10
4488442110
価格
770 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

滋賀県北部の余呉湖で、身元不明の死体が見つかった。唯一の手がかりは、胃の中にあった宝石・キャッツアイ。続いて京都の美大生、大阪の日雇労働者が殺害される。ともにキャッツアイを口に含んだ状態で発見される。余呉湖との関連に頭を悩ませる警察をよそに、事件の鍵は殺された美大生が生前旅行していたインドにあると、啓子と弘美は一路彼の地へ旅立つ。第4回サントリーミステリー大賞を受賞した、著者の出世作。解説=佳多山大地

レビュー

  • 黒川先生の初期作品

    今、まさに読み終えるところです。初期作品の為、若干、今の作風と違う感じが致します。次から次へと読まなくても大丈夫な感じです。

  • Very nice

    Very nice

  • 黒川らしいコミカルな味付けの本格的推理小説

    私が大好きな作家黒川博行の出世作と言えるサントリーミスリー大賞受賞作品。約40年前に書かれた作品だが、 黒川らしいコミカルな味付けやセリフ回しの中で、しっかりとしたプロットを軸にした本格的ともいえる推理 小説である。滋賀、京都、大阪で起きた3件の殺人事件、被害者がすべて宝石キャッツアイを口や腹に 入れているという異常性。この手がかりの乏しい事件を被害者の1人である美大生の友人たち、特に 女性コンビ啓子と弘美が解決していくというエンターテインメンント。今の黒川作品にみられるリアリズムをユーモアで くるんだような作品の雰囲気はまだ大いに感じるとこまで行っていないが、その後の彼の活躍を予見 させる作品ではある。彼のストーリーテラーとしての実力を垣間見た作品でもあった。

  • 痛快さはいま一歩であるものの

    週刊文春 1986年 国内第3位 第4回サントリーミステリー大賞受賞 滋賀県余呉湖西岸で顔面がつぶされ、指を切断された水死体が発見された。胃袋の中には時価500万円のキャッツアイ(猫目石)。程なくして見つかった京都の美大生の毒殺死体と、大阪の日雇い労働者の凍死体の口からもキャッツアイがころがり出た。 ・・・ 探偵役は死亡した美大生の後輩 啓子と弘美。さして親しくもない先輩の死の謎を探るため、インドへの旅立ちを即決してしまう行動力。強引ではあるのだけど、読み進めていく上で違和感を感じないのは、彼女らの対照的なキャラクターが上手く話しを展開しているからだろう。 見所は、3つの事件のつながりと、素人探偵がどう警察と折り合いをつけて決着させるか。そもそも、彼女らが警察に事実関係を隠ぺいし、捜査する動機がしっくりしないのだが、ラストを盛り上げるためと解釈している。空振り気味のジョークが多少気になるし、痛快さはいま一歩であるものの、テレビの2時間ミステリを見るのりで楽しむことができると思う。

  • 面白かった

    風邪で寝込んで何見できないときに一気に読みました。楽しかった!

  • 軽々と読めるのは文章の流れが良いから

    多少、滑り気味なのは仕方ないかもしれません。 会話が古臭いのも四半世紀を過ぎればまた同じ。 黒川さんの作品はこれが初めてですが、面白かったです。 ただ、美術とあまり関係なかった気もするし、キャッツアイを死体の口にねじ込むのも無理がある気がしました。だって、換金すれば高価なものですから。 なんとなく赤川次郎を連想してしまいました。

  • う~ん・・・

    受賞作ながら私には、疫病神シリーズのような灰汁の強い作品が好き!

  • 間違って購入しました

    文庫本が希望で、間違って購入しました。キャンセルの手続きができませんでした。 Amazonさんとは縁がないのか、間違って購入することばかりです。

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