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壁: 旅芝居殺人事件

日本推理作家協会賞

壁: 旅芝居殺人事件

皆川博子

『壁・旅芝居殺人事件』は、皆川博子の長編ミステリ。旅芝居の小屋を舞台に、過去と現在の事件が重なり、隠された因縁が明らかになっていく。

旅芝居過去の事件因縁

作品情報

芝居小屋の闇に、過去の事件と現在の死が重なる。

白水社から刊行され、のちに受賞作全集にも収録された皆川博子の代表的ミステリの一つ。旅芝居という閉じた空間を使い、記憶と事件の反復を描く。

レビュー要約

  • 劇場空間の不穏さと、過去の秘密が少しずつ露出する構成が読ませどころとされる。幻想味と本格的な謎解きの両方を求める読者に響く作品である。

書籍情報

出版社
白水社
発売日
1984-09-01
ページ数
199ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784560041680
ISBN-10
4560041687
価格
1000 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: 壁: 旅芝居殺人事件 : 皆川 博子: 本

レビュー

  • 表舞台の光と奈落の闇

    芝居小屋の役者に関連した作品集。 全て同時期発表で、いかにその時期、著者がその世界に浸っていたかが良く分かる(私も今頃浸っている)。 ただ明らかに別の話で別人なのに、登場人物の姓や名前が重複したり設定が似ていたりする。 掲載誌はバラバラなのだが、まとめて読む側は「あれ?」となる。 でも不思議な事に、それを狙ったようにも思えて来る。 まるでスター・システムを使ったような連作感を覚えるのは、出て来る役者が全て同じ顔のような気がしたせいか…。 ちょっと考え過ぎかも知れないが、ベタなタイトルからは想像つかない、不思議な読後感が残りました。

  • 皆川ファンでてすが

    作家の筆力にはいつも感心しているが、同じモチーフでの短編集では、やや飽きがくるか。

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