作品情報
一瞬で敵を増やした男が、真相と自分自身の輪郭を追いかける。
ある日突然、ネットで殺人犯として晒された営業部長・山縣泰介の逃亡を描くサスペンス。誤情報と断定が広がる速度の恐ろしさを、スリリングな展開の中で描き出す。
レビュー要約
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SNSの無責任な断定だけでなく、本人の受け止め方や思い込みの危うさも重ねて描かれていて、逃亡劇としての勢いと現代性がどちらも強い。
書籍情報
- 出版社
- 双葉社
- 発売日
- 2022-05-19
- ページ数
- 368ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784575245196
- ISBN-10
- 4575245194
- 価格
- 1400 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。 既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。 まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。 会社も、友人も、家族でさえも。 ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。 必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。
1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞し、デビュー。 19年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』が第20回本格ミステリ大賞〈小説部門〉候補、第73回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編部門〉候補となる。 さらに、21年に刊行した『六人の嘘つきな大学生』も第12回山田風太郎賞候補、「2022年本屋大賞」ノミネート、第43回吉川英治文学新人賞候補となる。 その他の著書に『フラッガーの方程式』『失恋の準備をお願いします』『九度目の十八歳を迎えた君と』がある。 現在、「ジャンプSQ.」にて連載中の『ショーハショーテン! 』(漫画:小畑健)の原作も担当。
レビュー
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面白かった
面白かった。ミステリあんまり好きじゃないけど。
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面白く、凄いけど ......分かりずらさが難点!
物語の設定、展開の面白さは、最近読んだものの中では抜群であるが、 逆に、分かりずらさが引っ掛かる。 時間軸を変えての物語構成は、若い世代や頭のいい人には理解可能だけど 私のような阿保人間には、すんなり理解出来ず読み直しが必要でした。 また、犯人の犯行の詳細も完全に書かれていないので、その点も消化不良! とわいえ、いつの間にか犯人にされ、逃亡者となってゆく過程は、凄い 切迫感があり、スリリングで面白い。
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とんでもない名作
ミステリーとしての構成も相当素晴らしいですが、根本にある作者の哲学の部分に感銘を受けました。それに気付いた上でタイトルをあらためて見てみると、俺という言葉が、自分自身であるとも感じられてきました。
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それほどでも…
前作を読んだ期待と共にハードルを上げてしまったのかもしれないが、正直そこまでではなかった。伏線回収、最後に繋がる「仕掛け」は、なるほどと思うところも多々あるのだが、基本的な犯人の動機が希薄だったり、ミステリーとしての根幹要素より、なんだか技に意識が行ってしまった印象。
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テーマは面白いが。
面白い。ただ犯人の動機やなぜ罪をなすりつけたのか、内面的はところがスルーされて?感が残った。また結局は最初から逃亡せず警察に出頭して調べてもらうのが一番良かったのではと思えてしまう。これだけ不自然な点に注目した刑事がひとりだけというのが?
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綺麗
綺麗な梱包だと思う
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悪いのは、俺ではないだろう
上のセリフが自分にも身に覚えありすぎて刺さりました。話もテンポが良くて好みです。 映画化されるそうですが、どのように映像化するのかとても楽しみ。
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「俺みたいだな」に頷いた我が子
映画公開にあわせて子供と一緒に読みました。「(山縣泰介の同僚からの評価は、)まるで、俺みたいだな」という独り言に、我が子が静かに頷いていました。『明日は我が身』と痛感しました。
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