日本の文学賞

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SFの時代 日本推理作家協会賞受賞作全集 (36)

日本推理作家協会賞

SFの時代 日本推理作家協会賞受賞作全集 (36)

石川喬司

『SFの時代 日本SFの胎動と展望』は、石川喬司が日本SFの形成期を論じた評論集である。作家論、時評、作品解説を通して、ジャンルが社会と読者を獲得していく過程を描き出す。

SF評論日本SF作家論ジャンル史

作品情報

日本SFが立ち上がる時代の熱気を、批評の言葉で記録する。

『SFの時代 日本SFの胎動と展望』は、石川喬司が日本SFの形成期を論じた評論集である。作家論、時評、作品解説を通して、ジャンルが社会と読者を獲得していく過程を描き出す。 日本SFが立ち上がる時代の熱気を、批評の言葉で記録する。

書籍情報

出版社
双葉社
発売日
1996-11-05
ページ数
488ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784575658330
ISBN-10
4575658332
価格
812 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

SFの時代-日本SFの胎動と展望-

レビュー

  • この先を読みたい

    1960年代に誕生した日本SFは、初期の10数年、石川喬司以外の評論家を持たなかった。SF勃興期の動きを日々追走しながら執筆されたのが、本書に収められた作家論であり時評である。氏が描き出した初期SF界の描写では次のものが有名である。 星新一や矢野徹がこの惑星へのルートを開拓し、福島正実が青写真を描き、小松左京が万能ブルドーザーで地ならしし、光瀬龍がヘリコプターで測量し、眉村卓が貨物列車で資材を運び、筒井康隆が口笛を吹きながらスポーツカーで乗り込み…… これらの作家名に懐かしさを覚える者は、とりあえずに手にとって損はない一冊だと思う。全部お付き合いしようと思うと、評論の目が細かすぎてしんどい感じだが、自分のよく読んだ作家の初出時での評価を読んだりするのは結構楽しめる。 しかし、本当はこの先を読みたい。つまり、元版が1977年発行の本書では、当然ながら70年代末からのSFブームとその先にある日本SF冬の時代をフォローできていない。本当に興味深いのは、本書の終わった後からだと思うのだ。作品論を要所に挟みながらSFとオタクを通時的に論じるような評論を読みたい。できたらそこで、80年代前半のいわゆるニューアカも同じパースペクティブに含めてほしいのだが。

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