その話は今日はやめておきましょう
老夫婦の日常に訪れる不穏な変化を通して、老い、家族、他者との距離を描く長編小説。
作品情報
穏やかな暮らしの表面に、言えない違和感が広がっていく。
毎日新聞出版から刊行された井上荒野の小説。息子のように頼もしく思っていた人物の存在をきっかけに、家庭内の不安と関係の揺らぎが浮かび上がる。
レビュー要約
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読者からは、題材への切り込み方と人物の感情をすくう筆致が評価されている。一方で、静かな展開をじっくり読む作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 毎日新聞出版
- 発売日
- 2018-05-18
- ページ数
- 256ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784620325194
- ISBN-10
- 4620325198
- 価格
- 1760 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
定年後の誤算。 一人の青年の出現で揺らぎはじめる夫婦の日常――。 「老いゆく者」の心境に迫る、著者の新境地! 趣味のクロスバイクを楽しみながら、定年後の穏やかな日々を過ごす昌平とゆり子。ある日、昌平が交通事故で骨折し、「家事手伝い」の青年・一樹が通うようになる。息子のように頼もしく思っていたが、ゆり子は、家の中の異変に気づく......
レビュー
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良い
良い
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ありそうですけどね
井上さんのいつもの感じ?は、なかったように思いますが、ありそうな話にまつわる関係者の気持ちの揺れは楽しめました。 事件のように見えますが、ありそうだし、この程度では時間までいかなさそうだし、微妙なところを描くものだと思ってました。
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人生のはかなさと、それでも生きていく価値があるという事。
作家自身の人生を通奏低音にしてのお話だと思いますが、もう一つ、ヴィヴィッドに訴えてくるものが足りず、また 読み手側の程度の低さから、心理描写が十分に汲み取れず、残念でした。
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時間の経過
歳を取ると言う言葉は好きじゃない。 ただそういった時間の経過と共に 嫌でも出会ってしまう事柄がある。 井上荒野さんの文章には そのことをいつも認識させられる。 それは不愉快ではなく、爽快だ。
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キレイな本でした
とても丁寧に包んでありキレイな本でした
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いつもより不穏な感じがおさえめかな
老夫婦と何かキケンな感じのする若者 何か起こる、 の予感通り、何かが起きる でも、やりきれない感じはしない 老いを自覚しながらも、 夫も妻も、だいぶ揺れながらだが、どこかきちんと対処している 若者を一蹴するあたり、小気味いい感じがした 老い、についてだけのお話ではないのではないだろうか。 それも、夫と妻と若者と、という複数の語り手がいることによりうまく描かれているように思う 語り手がすりかわるあたり、それを読みながら感じ取るのが読書の楽しみではないだろうか。 わたしは、そう読んだ
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楽しく読んだ
じんわりと気持ち悪いですねえ。 余りに真っ当な健全さにあたると、胃の腑を鷲掴まれる時って、あるよね。みたいな。だからと言って一樹に共感はしないんだけど。 君、社会不適合者だよ。と、その辺はストレートに。 楽しみました
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good
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