赤城山卓球場に歌声は響く (ファミ通文庫 223)
野村美月のデビュー作。行方不明の親友を捜して群馬へ向かった女子大生たちが、赤城山の卓球場と卓球の神様をめぐる奇妙な騒動に巻き込まれる。コーラス、友情、卓球、突飛な幻想が勢いよく混ざるライトノベルである。
作品情報
赤城山の卓球場で、友情と歌声と奇想天外な事件が弾む。
『赤城山卓球場に歌声は響く』は、第3回エンターブレインえんため大賞小説部門最優秀賞受賞作。ファミ通文庫から刊行され、後の『文学少女』シリーズで知られる野村美月の出発点となった。
レビュー要約
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突拍子もない設定を勢いで読ませる明るさがあり、著者初期の伸びやかな作風を楽しむ声がある。終盤の速さや軽さも、作品の個性として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2002-01-21
- ページ数
- 252ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784757707092
- ISBN-10
- 4757707096
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
著:野村美月 イラスト:依澄れい が描く奇想天外!笑いと涙のハートウォーミングストーリー。突然音信不通になった"華代ちゃん"に会うため、ヒロイン"朝香"と、仲間である合唱サークル一行は群馬へ向かう。そこに待ち受けていた驚天動地の事実とは…?「第3回えんため大賞」最優秀賞受賞作品。
レビュー
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これが優秀賞って・・・
文学少女が結構面白かったので、デビュー作はどんなもんだろうと思って読んでみた。 作者の実体験をベースにして書かれた話らしいが、ひとりよがりすぎる。 登場人物がゴチャゴチャでてくる割には個人の必要性を感じない。 話の展開が出来の悪いコントみたいで、なにがしたいのかさっぱりわからない。 話の筋にほとんど関係ない与太話が多すぎる。 文章がしっかりしていたので、かろうじて最後まで読むことは出来た。 こんな作品に賞を与えた審査員の目は節穴揃いかと思ったが、 後に上梓された文学少女シリーズのことを鑑みて、節穴は私の目の方であったかと思い直す。 でもこれはやっぱり面白くない。
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19.5センチ
一人称の主人公とヒロインを含めて9人の女子大生が荒唐無稽な冒険をします。 基本的にかなりおバカで笑ってしまう展開です。 ストーリーはそんなに複雑ではないのですが、その分、キャラクター、特に主人公朝香のヒロイン華代ちゃんに対する気持ちを丁寧に描いてあります。 太宰治の影響を大きく受けていて、作品を採点するなら19.5センチといったところです。もちろん長さではないのでセンチメートルではなく、センチメンタルです。四捨五入して満センチといってもいいくらいです。 感動が大合唱となって心に響く作品です。 依澄れいのイラストも良いです。特に巫女姿の華代ちゃんは良いですね。