作品情報
なつかしい風景が、澄んだ言葉で読者自身の記憶へ近づいてくる句集。
『片白草』は、大西朋の第一句集。五章構成で、町の時間、家の空間、江ノ電沿線の気配などを端正に詠む。ふらんす堂刊の単行本として ISBN が確認できる。
レビュー要約
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序文では、言葉の一つ一つが素直で快いと評され、作者の風景が読者自身の懐かしさにもつながる句集として紹介されている。
書籍情報
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2017-10-03
- ページ数
- 173ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-13
- 9784781409955
- ISBN-10
- 4781409954
- 価格
- 3800 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
◆第一句集 朋さんの俳句は、言葉の一つ一つがソプラノリコーダーの音のように素直で快い。心静かに耳を傾ければ、作者のなつかしい風景が読者のなつかしい風景でもあることに気づかされるはずだ。 (序より・小川軽舟) ◆自選十句 身仕度のものの五分や桃の花 蘭鋳やみづうみ見ゆる通し土間 田の上の風はつめたし蚊喰鳥 汝が置きし手袋雨の匂ひせり 行列の先に湯気立つ小春かな 江ノ電のワイパー小さし卯波見ゆ かはほりのきゆつと縮みし眼かな 爛壊なき虫の骸や桐一葉 寄居虫の組み合ひ波にさらはるる 片白草魚に声のなかりけり
昭和四十七年十月十六日生 平成十七年宇佐美魚目に師事 平成十八年晨入会 平成二十二年鷹入会 小川軽舟に師事 平成二十八年第四回星野立子新人賞受賞 現在 鷹・晨同人 俳人協会会員
レビュー
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素直な句
朝日新聞夕刊の「走り出す言葉たち」で気になり購入。若手俳人にありがちな才気走った様はなく、おだやかな気持ちになりました。
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