書籍情報
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2023-04-18
- ページ数
- 182ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-13
- 9784781415307
- ISBN-10
- 478141530X
- 価格
- 3080 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
◆第二句集 濤音のどすんとありし雛かな 『家族』は私の第二句集である 本句集には、『郊外』以後、ほぼ平成末年までの作品を収めた。 ◆自選十七句 敲いてはのし歩いては畳替 外套の中なる者は佇ちにけり 青空の端に出されし福寿草 幼子の遊びくらせる二月かな ひとつこと済みたるものの芽なりけり みづうみにみづあつまれる紫雲英かな 菜の花を挿す亡き者に近々と 櫻貝夜深き風は聞くばかり 濤音のどすんとありし雛かな 明易き森の中なる灯がともり 遠国の石を配せる牡丹かな 萍のうごかぬ水の減りにけり いづこへか下る石段夜の秋 白波に乗る何もなしきりぎりす はなびらの間のひろき野菊かな コスモスを大人数の去りしなり 青空の光つてゐたる秋の暮
昭和22年東京生まれ。早大卒。 「泉」石田勝彦、綾部仁喜に師事。 昭和60年度「泉賞」受賞。 同人誌「夏至」創刊に参加。『現代俳句ニューウェイブ』(共著)。句集『郊外』で平成3年度俳人協会新人賞受賞。 俳人協会会員。
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