日本の文学賞

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万の枝 (椋叢書 40)

俳人協会賞

万の枝 (椋叢書 40)

石田郷子

季節の移ろいと生活の細部を丹念にすくい、伸びやかな言葉で広がる句集。

季節生活自然句集

作品情報

枝分かれする景色の先まで、言葉が伸びていく。

ふらんす堂の椋叢書に収められた句集。身近な景と時間の流れを、しなやかな感覚で積み上げていく。

書籍情報

出版社
ふらんす堂
発売日
2024-09-16
ページ数
202ページ
言語
日本語
サイズ
13 x 1.5 x 18.8 cm
ISBN-13
9784781416861
ISBN-10
4781416861
価格
2970 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

◆第四句集 つゆけしや夕暮れの声捨てに出て 『万の枝』は、『草の王』以後九年間の作品を収めた第四句集である。 新型コロナウイルス感染症の世界的流行を経て、ようやく対面での句会が復活し、「椋」誌もこの秋には創刊二十周年を迎える。私も、この句集を一つの区切りとしたかった。 (あとがきより) ◆収録作品 大瑠璃のこゑに縛されゆくごとし 畝高く立ててあり春待つてをり 碧玉の一湖も秋に入りにけり 足組んで春が深しと思ひをり みそはぎや胸に棲むこゑひとつある しろだもの花よ冬日のやうな花 たとふれば炎心の色夏果つる とうすみの影より淡き翅を閉づ 尾で応ふる猫よ十二月の窓よ 凍つるよをみひらきしまま逝きにけり 秋水に幼な子の名を訊きかへす 藪漕ぎの陽春の野に出でにけり 昔日や鏡の奥に蜘蛛が住み ほうたるを待つ横顔に加はりぬ 秋入日束の間稜線を溢れ

1958年 東京生まれ 1986年 「木語」入会、山田みづえに師事 1997年 第一句集『秋の顔』にて第20回俳人協会新人賞受賞 2004年 「木語」終刊にともない、「椋」を創刊 句集に『秋の顔』『木の名前』『草の王』(ふらんす堂)、著書に『名句即訳蕪村』『名句即訳芭蕉』(ぴあ)『今日も俳句日和』(角川学芸出版)『季節と出合う 俳句七十二候』(NHK出版)、編著に『俳句・季語入門』全五巻(国土社)、監修に『美しい「歳時記」の植物図鑑』(山川出版)など 「椋」代表、「星の木」所属、俳人協会会員、日本文藝家協会会員

レビュー

  • やさしい言葉で広がる世界

    欲しいい句集でした。句集購入後、作者の石田郷子さんは2025年の俳人協会賞を受賞されました。わかりやすい言葉で広がる世界、一読をお勧めします。

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