作品情報
言葉を定めるのではなく、定義する行為そのものを揺さぶる詩集。
思潮社から刊行された詩集で、高見順賞を受賞した谷川俊太郎の代表的な一冊である。語の意味を辞書的に固定せず、定義という形式を通して、現代詩が思考の自由を広げることを示している。
レビュー要約
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言葉への知的な遊びと、平明さの奥にある鋭い問いが支持されている。読みやすい形式でありながら、意味がほどけていく感覚を味わえる点が印象に残る。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 1975-01-01
- ページ数
- 73ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784783700791
- ISBN-10
- 4783700796
- 価格
- 726 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
◆帯の紹介文:表「出来るだけ正確な散文を書くことによって詩に接近できるか!詩の曖昧さを突破った実験詩集。」 ◆帯の紹介文:裏「日本の散文と詩との間に横たわっている曖昧な灰色の領域を、詩作行為そのものによって深く掘り起こし、たしかめ、あわよくば詩の領域をより一層明確にするとともに押しひろげようというのが、谷川俊太郎の意図であろう。(大岡信)」 ・メートル原器に関する引用 ・非常に困難な物 ・そのものの名を呼ばぬ事に関する記述 ・道化師の朝の歌 ・なんでもないものの尊厳 ・鋏 ・コップへの不可解な接近 ・コップを見る苦痛と快楽について ・不可解な汚物との邂逅 ・りんごへの固執 ・壱部限定版詩集 ・世界のノ雛形 ・目録 ・私の家への道順の推敲 ・棲息の条件 ・完璧な糸の一端 ・灰のついての私見 ・水遊びの観察 ・世の終わりのための細部 ・疑似解剖学的な自画像 ・祭儀のための覚え書 ・風景画は額縁から流出するだろうか ・開かれた窓のある文例 ・隠された窓のある文例 ・な ・咽喉の暗闇
レビュー
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灰についての私見
「灰についての私見」だけでも相当な価値を感じました。 哲学的、でも詩である。それが美しい。
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古本高すぎる!!文庫本にして!!
読みたい!読みたい!読みたい! 文庫本化して下さい。!!
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表紙は黄ばみましたが・・・
高校時代これと「夜中に台所で君に話しかけたかった」を買いました。どちらも未だに色あせてない(本はとっくに黄ばんでる)。
関連する文学賞
- 高見順賞 第6回(1976年) ・受賞